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濡れて堕ちて……
第11章 泡沫
目が微睡む。

ウトウト、ウトウトとこの気持ちよさに身を委ねようとした時だ



『━━♪♪!━♪!━━━♪♪━━━!』




ハッ!!

突然鳴り響いたけたたましい音楽。

驚きのあまり心臓が跳ねて眠気がすっ飛んでしまった。

な、何よ?

何の音?



どうやら私の携帯がメールを受信したようだ。

受信と言ってもサーバーにあったメールが入って来ただけで

今の音楽はメール着信というよりお知らせ受信の音楽だろう。


そっか、最近の携帯はわざわざ問い合わせなくても時間が経てば勝手にサーバーから受信してくれるんだ。

留守電に気をとられ過ぎてメールの存在自体を忘れてた。


胸元で握ってた携帯を見ると、新着メール 16件。


20日でメール16件って…私って本当に交友関係薄いなぁ。


とりあえず、差出人をチェックして行くが



ほとんどがダイレクトメールやクーポンメールの類い。

中には訳のわからない出会い系のメール、チェーンメールまである。



ピッ、ピッ


週末は新作DVDがセールだの

通販が夏のセールを開始しただの、そればかりだ。



一応全てのメールの内容はチェックしておくとしても
友達関係からのメールが一切ないなんて笑える。


画面を下へ下へとスクロールさせても虚しくなるだけ。

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