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濡れて堕ちて……
第3章 火花
この人は

浩一はわかってない。


いや、わかってくれる訳がない。


浩一に比べたら、私の仕事なんてたかが知れてるかも知れないけど



「浩一に必要なのは、妻じゃなくて…
自分の好きに出来る召使いじゃないの?」








私の反論に浩一の箸が止まった。

今まで、大声で怒鳴ったりした事はあったけど

こんな

自分でも驚くぐらい冷めた声で反論するなんて初めてだった。


「は?お前何言っ…」





こんな時だけ、私の顔を見るんだ。


浩一の言い訳が始まる前に席を立った。

今更何を聞けと言うの?


「ちょっと待っ…」




この人が求めてるのは私じゃない。

私の変わりなんていくらでもいる。





元々食欲なんかない。

罪悪感からか何なのかわからないけど



でも、今は


罪悪感なんか、とうに消えた。
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