この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
濡れて堕ちて……
第1章 孵化
「でも、私パートがあるから…」
「休めばいいだろ」
「そんな…、無理言わないでよ!今から週末に休みなんて取れる訳が…」
「仕方ないだろ!向こうの奥さんが週末しか時間が取れないって言ってんだから!」
自分の奥さんの予定はどうでもいいって事ね。
こんな愚問を投げつけるだけ時間の無駄だってわかってる。
だから言及なんてしないけど。
「…一応店長に相談するけど」
「はぁ、行って来る」
浩一を送り出し時計を見ると既に07:00前。
溜め息を付いてる暇もない。
自分の妻のスケジュールぐらい聞いてから予定を立てて欲しい。
浩一に比べたらただの、しがないパートだけど。
洗濯物を干した後は化粧を済ませ、パート先へ向かう。
近所の小さなスーパーのレジ係。
ここでAM08:00~PM03:00、週3日、曜日不定期で働いてる。
この不況で一気に稼ぐことは出来ない。
だからと言って働かない訳にも行かない。
「いらっしゃいませ、お待たせ致しました」
「2,500円になります!」
「180円のお返しになります!」
この時間帯は会社に向かうサラリーマンやOLで賑わう。
中には朝帰りのお水っぽい風貌の人もいる。
「休めばいいだろ」
「そんな…、無理言わないでよ!今から週末に休みなんて取れる訳が…」
「仕方ないだろ!向こうの奥さんが週末しか時間が取れないって言ってんだから!」
自分の奥さんの予定はどうでもいいって事ね。
こんな愚問を投げつけるだけ時間の無駄だってわかってる。
だから言及なんてしないけど。
「…一応店長に相談するけど」
「はぁ、行って来る」
浩一を送り出し時計を見ると既に07:00前。
溜め息を付いてる暇もない。
自分の妻のスケジュールぐらい聞いてから予定を立てて欲しい。
浩一に比べたらただの、しがないパートだけど。
洗濯物を干した後は化粧を済ませ、パート先へ向かう。
近所の小さなスーパーのレジ係。
ここでAM08:00~PM03:00、週3日、曜日不定期で働いてる。
この不況で一気に稼ぐことは出来ない。
だからと言って働かない訳にも行かない。
「いらっしゃいませ、お待たせ致しました」
「2,500円になります!」
「180円のお返しになります!」
この時間帯は会社に向かうサラリーマンやOLで賑わう。
中には朝帰りのお水っぽい風貌の人もいる。