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濡れて堕ちて……
第3章 火花
2つしか違わないのに何だか新村さんのペースに乗せられてるような気がする。

最近の若い子の感覚はわからない。



「はいはいー、安いよ安いよー!今日は銀鮭が安いよー!今日の目玉はお魚だー!晩ご飯、お昼ご飯のおかずに銀鮭はいかがですかー?」


店内に響き渡る大きな声。

魚貝類コーナーで試食会を催してるようだった。

メガホンを持った威勢のいいおばさん、その後ろで焼いたばかりであろう銀鮭を切り分けニコニコしながら行き交うお客様に味見してもらうおばさん。

「ここのスーパー、毎日のように試食会やってるんですよ。昨日はお肉でその前はビールだったかな?」

「へぇ。デパ地下でなら見たことあるけど」


カートを押しながら試食会の前を通り過ぎようとしたが、こーいうのって無視出来ないんだよね、私…。

目を合わさず遠くを見ながら通り過ぎようとしたけど

「いらっしゃいませ、いらっしゃいませー!お姉さん、お兄さん、良ければ銀鮭いかがですかー!?」

足を止めたらお終い!と、わかってはいたものの
お姉さん、なんてお世辞とわかっていつつも


「あ、じゃあ…」

「僕も1つ頂きます」


まぁ、別に魚は嫌いじゃないからいいけど。


新村さんは魚は大丈夫なのかな?


「よかったら、旦那様の晩ご飯のおかずにいかがですか?」

「んっ!ゲホッ、ゲホッ!」


思わず、飲み込もうとした銀鮭が別の器官に入りそうになった。

だ、旦那様って…!
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