この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
濡れて堕ちて……
第4章 大罪
「珍しいな、こんな早くにお前が風呂なんて」
「あ、ちょっと今日暑くて汗かいちゃって気持ち悪かったから…」
そう言いながらバスタオルを体に巻き付けた。
さっきまで、私は不倫してたのに
「それより、飯は?いつもならとっくに準備してるのに」
「ごめんね。今から作るからお風呂入ってて」
今は浩一と“夫婦”をしてる。
脱衣所から出て行く私と入れ違いで次は浩一が脱衣所へ。
「あれ?何だ、このシトラス系の香り」
変だね、あんなに悪いことしたのに
「やーね、浩一。私いっつもシトラス系の香水付けてるじゃない」
「あぁ、そうだっけ?」
つまらなそうに呟きまるで疑う気配もない。
全然、罪悪感の欠片すら感じない。
私の香りすら知らない男。
「あ、ちょっと今日暑くて汗かいちゃって気持ち悪かったから…」
そう言いながらバスタオルを体に巻き付けた。
さっきまで、私は不倫してたのに
「それより、飯は?いつもならとっくに準備してるのに」
「ごめんね。今から作るからお風呂入ってて」
今は浩一と“夫婦”をしてる。
脱衣所から出て行く私と入れ違いで次は浩一が脱衣所へ。
「あれ?何だ、このシトラス系の香り」
変だね、あんなに悪いことしたのに
「やーね、浩一。私いっつもシトラス系の香水付けてるじゃない」
「あぁ、そうだっけ?」
つまらなそうに呟きまるで疑う気配もない。
全然、罪悪感の欠片すら感じない。
私の香りすら知らない男。