この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
濡れて堕ちて……
第5章 禁忌
残ったコーヒーを飲み干し、徹はさっさと私のぶんの会計を済ませて喫茶店を出て行った。


残された私は…



その場から動けなくなってしまった。






どうして?

嬉しいはずなのに。

さっきまで貪欲に私を求めて欲しいって思ってたのに

真剣に私と向き合ってくれてるってわかったのに




私は、急に突き付けられた現実が恐くなった。









もし、浩一にバレて離婚ってなったら、私は本当に徹の手を取ることが出来るの?

その前に浩一と離婚?

慰謝料とか財産分与とか、浩一とそんな争いをしなきゃいけなくなるの?



そもそも、私

浩一と離婚したいなんて思ってるの?












私は、ただ

あのひだまりみたいなオーラに癒されたくて…。











それとも、私も浩一と一緒で

誰かに優しくして欲しかっただけ?

誰でもよかったの?


























プルルルル…プルルルル…プルルルル…プルル─カチャ!!

『もしもし、川井です』

「お疲れ様です、川井先輩。新村です」

『おー、新村どうした?お前次、朝日フーズと取引じゃなかった?』

「実はその取引の事なんですけど、先輩変わって貰えませんか?先輩、午後からは空いてましたよね?」

『はぁ?いや、空いてるのは空いてるけど…、けどまた何で?』
/267ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ