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ただ犯されたいの
第18章 【ダッチワイフな女】
「あっ……あのっ!これは……?」
「んふふ、ごめん、人のセックス聴いてるとさ、ムラムラしてこない?」
「じ、自分の親なんで……」
「じゃ、コレは何?」とピラミッド型に勃起した少年はオチンチンを指差され言い訳出来ない状況になってしまった。
「あっ……コレは……その、もうすぐ収まります」
「キスして勃ったんでしょ?お姉さんが抜いてあげよっか?」
「いえ…!だ、大丈夫です」
「まぁまぁ、そう頑なになりなさんなって」
「あ、あの、本当に大丈夫ですから」
壁際まで追い込まれて余計に喘ぎ声が近くに聴こえる。
自分の親に頭を抱える少年を女は一喝した。
ドン!と壁を叩いたのだ。
「いつまでそうやって殻に閉じこもるつもり?俺は此処に居る!そう叫ばなきゃ……親が何?産み落として終わりじゃないんだよ、あんた何見せられてんの?何素直に外に出ちゃってんのよ、意思表示した?あんたの声でちゃんと伝えたの?言いにくいなら私が傍に居て一緒に言ってあげようか?」
あまりにも早口で呆然としたが、少年の心には響いていた。
泣きながら「本当は嫌です」と漏らしていた。
ギュッと抱き締めて頭を撫でる女の胸に顔を埋めた。
ムクムクと一旦沈んだはずの下半身が再び盛り上がったのは、予想だにしなかった生のおっぱいの感触が衝撃的だったからだ。
ブラジャーしていない事に触れてから気付いた。
「泣いて良いよ、Tシャツ濡らしても良いから」
「ありがとうございます……僕、次は言ってみます」
「一人で?」
「はい、勇気出ました」
「そう、なら良かったけど、どうしてもダメな時は此処逃げ場にして良いからね」
「また、来ても良いんですか?ご迷惑じゃ…」
「実はさ、私の親もあんたのみたいでどうしようもなかったからちょっとはわかるんだよ、その気持ち」
少年は同じ環境だったのかと驚いたが傷を穿り返すのは止めようとそれ以上は聞かない事にした。
それを察した女は再び甘いキスをしてきた。
「お互い反面教師な親だね、だったら子も子で繋がっちゃう?」
「え……?」
再び盛り上がった下半身を優しく撫でながらのキスに蕩けてしまいそうになる。