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揺れる心
第10章 完全リセット
身体を洗い合ってからバスタブに浸かってのんびり話をする。
「違う大学だけど、
大学病院に戻れるとは思わなかったな」
「嫌なの?」
「嫌じゃないけど、
忙しくなるのかな?」
「翻訳ならお手伝い出来ますよ?」
「結婚、許して貰えて良かった」
「いつ、入籍します?」
「明日にも!
真理子さんの気持ちが変わらないうちに!」
「変わりませんよ?」
「指輪も!」
「あら!
もういただいてます」
と左手の薬指に嵌めた指輪を見せる。
「それ、本当に急いで適当に買ったやつだから、
ちゃんとしたのを買わせて?」
「私、これで充分です。
同じのを買って陸也さんにも嵌めないと!」と笑った。
「出ようか?」
2人で手を繋いで寝室に行く。
たくさんキスをして貰って、
腕枕で眠った。
キスだけでも、
ハグされるだけでも気持ち良い。
その言葉に偽りはなかった。
そして、翌日、
区役所に行って入籍をした。
披露宴などは行なわず身内だけのお食事会をすることと、
病院関係者の方だけお招きしてホテルで会食でもということにして、
それも3月に陸也さんと私が日本に帰国してからになった。
そして、その翌日、
どうしても行きたい所があるからと言って、
陸也さんを引っ張るようにして
一泊分の着替えを持って2人で新幹線に乗った。
「違う大学だけど、
大学病院に戻れるとは思わなかったな」
「嫌なの?」
「嫌じゃないけど、
忙しくなるのかな?」
「翻訳ならお手伝い出来ますよ?」
「結婚、許して貰えて良かった」
「いつ、入籍します?」
「明日にも!
真理子さんの気持ちが変わらないうちに!」
「変わりませんよ?」
「指輪も!」
「あら!
もういただいてます」
と左手の薬指に嵌めた指輪を見せる。
「それ、本当に急いで適当に買ったやつだから、
ちゃんとしたのを買わせて?」
「私、これで充分です。
同じのを買って陸也さんにも嵌めないと!」と笑った。
「出ようか?」
2人で手を繋いで寝室に行く。
たくさんキスをして貰って、
腕枕で眠った。
キスだけでも、
ハグされるだけでも気持ち良い。
その言葉に偽りはなかった。
そして、翌日、
区役所に行って入籍をした。
披露宴などは行なわず身内だけのお食事会をすることと、
病院関係者の方だけお招きしてホテルで会食でもということにして、
それも3月に陸也さんと私が日本に帰国してからになった。
そして、その翌日、
どうしても行きたい所があるからと言って、
陸也さんを引っ張るようにして
一泊分の着替えを持って2人で新幹線に乗った。