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揺れる心
第10章 完全リセット
目が覚めると同じ格好で陸也さんにもたれかかっていた。
外は暗くて、室内も真っ暗だった。

「やだ。寝ちゃってた。
重たくなかった?」

「うん。大丈夫」

「じゃあ、あの時のバーに連れて行って?」


2人で手を繋いでエレベーターに乗る。

カウンターに座ると、
陸也さんはマッカランのロックを頼む。

「私、お酒弱いから、
何か軽くて甘いカクテルを…」と言うと、
多分、あの時と同じバーテンダーさんが、
あの時と同じカクテルを出してくれる。


そっとグラスを持ち上げて、
小さい声で「乾杯」と言い合う。

のんびりグラスを傾ける。

チェイサーも置いてくれる。


「真理子さん、お酒弱いの、
最初判らなかった。
だって、結構な勢いで飲んでたから」と笑われる。

「お酒が入ったチョコレートポンポン一個で、
倒れそうになりますよ?」

「危険だな。
じゃあ、今日はこれでおしまいだな」

「今日はヒール靴じゃないし、
倒れても陸也さん、運んでくれるでしょ?」

そんな他愛ない話をして、
一杯だけ飲んでスツールから立ち上がった。

転びそうになることもなく、
また、手を繋いでエレベーターに乗って、
そっとキスをする。

部屋に入って、
更に抱き締め合って濃厚なキスを交わした。


部屋の灯りをつけて、
ベッドに陸也さんを引っ張っていく。


「見て?
私、百合さんじゃない。
ちゃんと顔を見て?
名前を呼んで?」

「真理子さん…真理子っ!」


陸也さんは強く私を抱き締めて、
顔を見ながらキスをする。


「私、陸也さんが好き。
愛してます。
ずっと一緒に居て?」と言いながら、
私も陸也さんの顔を見ながらキスをする。


「ここからまた、
始めたいの。
私、ここで陸也さんのものになりたい」


そう言って、陸也さんのセーターを脱がせるとシャツのボタンを外していった。


陸也さんも同じように一つずつ、
私の纏っている服を脱がせていく。


その合間にもキスをして、
髪を撫でる。


下着姿になると、
急に恥ずかしさに襲われてしまって、
顔が紅くなってしまう。
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