この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater1.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
揺れる心
第1章 雨の日の出会い
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
「あ、携帯だけ教えて?
明日は、何時に迎えに来れば良いかな?」
「何時でも大丈夫ですよ。
朝、起きるの早いし。
でも、お店が開くのはどこも10時とか11時ですよね?」
「買い物して、嫌じゃなかったらプールも行きたいし、
プール、パスなら、
ストレッチ教えたいな。
歩くの大変だろうから、
車で迎えに来るね。
電話するから」
お互いの携帯を登録し合って、
LINEも交換すると、
「じゃあ、お邪魔しました。
ご飯、美味しかったです。
ご馳走様でした」とお辞儀をした。
玄関まで見送ろうと立ち上がってついて行こうとして、
よろめいてしまう。
抱き止められると、
思ったより身長差があることに改めて気づいた。
「真理子さん。
やっぱり、キス、したい」と瞳を覗き込むように言われる。
「えっ?」
「嫌だったら、
押し退けて?」と言うと、
顔を傾けるように屈んでくる。
私は…
そっと瞳を閉じて、
彼の唇を受け入れた。
最初は、啄ばむようなキス。
唇を舌でそっと舐められる。
背中を撫でられると、少しくすぐったくて、
身体を捩ってしまう。
少し開いた唇の間にそっと舌を入れて、
私の舌を探るようにすると、
絡めてくる。
舌を吸われて、
口の中を舌先で探るようにされると、
息が出来なくて目が眩みそうになって、
海斗さんに思わず捕まってしまう。
「んっ?
呼吸、してる?
酸欠になっちゃうよ?」と、
少し余裕のある言い方をされてしまう。
…女の子に慣れてるのよね?
だってお医者さんだもん。
若くてイケメンだし、
モテまくってるんでしょう?
そう思ったら、
少し気持ちが冷めてきてしまった。
それとは裏腹に、
海斗さんはヒートアップしているみたいで、
「もっとキスしたい…」と言って、
リップ音を立てながら何度も何度もキスをする。
あれ?
こんなにキスって気持ち良いものだった?
最後にキスをしたのはいつだった?
考えてみたら、
結婚してた時、
キスすら殆どして貰ってなかった。
いつの間にか、首に手を回して自分からも夢中になってキスをしていた。
どれくらい時間が経ったのかしら?
抱き締められて、背中を撫でられていることに気づいたけど、
すごく長い時間、キスをしていたような気がした。
明日は、何時に迎えに来れば良いかな?」
「何時でも大丈夫ですよ。
朝、起きるの早いし。
でも、お店が開くのはどこも10時とか11時ですよね?」
「買い物して、嫌じゃなかったらプールも行きたいし、
プール、パスなら、
ストレッチ教えたいな。
歩くの大変だろうから、
車で迎えに来るね。
電話するから」
お互いの携帯を登録し合って、
LINEも交換すると、
「じゃあ、お邪魔しました。
ご飯、美味しかったです。
ご馳走様でした」とお辞儀をした。
玄関まで見送ろうと立ち上がってついて行こうとして、
よろめいてしまう。
抱き止められると、
思ったより身長差があることに改めて気づいた。
「真理子さん。
やっぱり、キス、したい」と瞳を覗き込むように言われる。
「えっ?」
「嫌だったら、
押し退けて?」と言うと、
顔を傾けるように屈んでくる。
私は…
そっと瞳を閉じて、
彼の唇を受け入れた。
最初は、啄ばむようなキス。
唇を舌でそっと舐められる。
背中を撫でられると、少しくすぐったくて、
身体を捩ってしまう。
少し開いた唇の間にそっと舌を入れて、
私の舌を探るようにすると、
絡めてくる。
舌を吸われて、
口の中を舌先で探るようにされると、
息が出来なくて目が眩みそうになって、
海斗さんに思わず捕まってしまう。
「んっ?
呼吸、してる?
酸欠になっちゃうよ?」と、
少し余裕のある言い方をされてしまう。
…女の子に慣れてるのよね?
だってお医者さんだもん。
若くてイケメンだし、
モテまくってるんでしょう?
そう思ったら、
少し気持ちが冷めてきてしまった。
それとは裏腹に、
海斗さんはヒートアップしているみたいで、
「もっとキスしたい…」と言って、
リップ音を立てながら何度も何度もキスをする。
あれ?
こんなにキスって気持ち良いものだった?
最後にキスをしたのはいつだった?
考えてみたら、
結婚してた時、
キスすら殆どして貰ってなかった。
いつの間にか、首に手を回して自分からも夢中になってキスをしていた。
どれくらい時間が経ったのかしら?
抱き締められて、背中を撫でられていることに気づいたけど、
すごく長い時間、キスをしていたような気がした。
![](/image/skin/separater1.gif)
![](/image/skin/separater1.gif)