この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
揺れる心
第2章 初デートはシャンプーの香り
「私…あんまり外食行かないんですよね。
仕事で会食は行くけど、
美味しかったのを食材買って、
お家で再現したりして作って食べるのが好き。
何にもなくて、適当に卵かけご飯食べるのでも、
お家ご飯が好きかも。
ファーストフードは、
人が多くて緊張しちゃって、
あんまり行ったことないです」

「家庭的なんだな」

「引き篭もりの根暗なんですよ」と言うと、

「俺、真理子さんとだったら引き篭もりたいな」と言うので、
声を立てて笑ってしまった。


「食材とかは、何処で買うの?」

「んー。仕事帰りにスーパーやデパ地下とか、
雨じゃなかったらファーマーズマーケットとか…」

「昨日もさ、急なことなのに、
ハンバーグ出てきたから、びっくりした」

「ああ。
お弁当作ってるからストックはあったの。
でも、今日は買い物に行かないと流石に食材、なくなってきちゃったかな?」

「だったら、荷物持ちするから、
一緒にスーパー行きたい。
途中でさ、ファーストフード連れて行ってあげる。
俺、注文するから!」と言うので、
それも楽しいかなと思って、いつもは電車で行くスーパーに車で行った。

あまり考えないで、どんどんカゴに食材を入れていく。

近くのファーストフード店で、
シンプルなハンバーガーとポテトとドリンクを食べる。

「なんか、学生時代に戻ったみたいね?
周り、若い人ばかりだわ?」と言うと、
「ジャンクフード食べるのは控えた方が良いけど、
時々は美味しいなって思う。
学生時代なんて、この3倍は食べてたな」と笑う。


車でマンションまで戻ると、荷物を運んでくれる。


「もうちょっと一緒に居たいな。
話もしたいし、ストレッチも教えたいし」と言うので、
「ちょっと待って?」と言って、
午前中の買い物の荷物からスリッパを出して、
値札を取って海斗さんに勧めた。


「わ。
俺のスリッパだ。
嬉しいな」と言いながら履いてみせると、
食材の入った袋をキッチンまで運んでくれた。


「真理子さん、シャワー浴びた方が良いよ?
本当にゴワゴワになるから。
大丈夫。
覗いたりしないから。
ソファに大人しく座ってる」と言うので、
吹き出してしまった。
/139ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ