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温泉宿の秘密のオナニー
第1章 秘密の逢瀬
 私はそういうと、脱衣スペースで服を脱ぎ、下着の上に浴衣を羽織った。汗をかいたせいで、多少のべたつきはあったが、ここでシャワーは浴びないとくる前から決めていた。
 事前の打ち合わせで、是非下着で指示をして欲しいといわれていたが、それだけはずっと断っていた。男もなかなか譲ってくれなかった唯一の点だ。いまだに決着はついていない。
 せめてもと浴衣を着崩して谷間を露出し、帯紐は緩めに結んだ。
 鏡を見つめれば、普段彼氏にしか見せることのない姿の私がいた。
 一度目をつむり、息をゆっくりと吐く。私はゆり様。いつもと違う仮面をかぶるのよ。ネットではよくやってるじゃない。今日は手で文字を打たずに、口にすればいいだけよ。
 目を開けるとそこには、いつもよりも濃い化粧をし艶のある女がいた。

 男はスマホをいじるでもなく、緊張した面持ちで座椅子に座っていた。
 私は窓辺にある椅子に座って男を見つめる。
「さぁ、始めましょうか」
 男は立ち上がって私の正面に移動した。前の部分はもうすでに膨らんでいる。
「ゆり様、わたくしめにオナ指示をしてくださいませ」
「そうね、まずはあなたのその醜い身体でもじっくり見てあげましょうか?脱ぎなさい」
 私は軽く腕を組んで男の様子を見守った。
 男はなんのためらいもなく帯をほどいて、浴衣を脱いだ。
「あまりお見苦しくなければいいのですが……」
 男の一物は猛々しく勃起し、私の視線に興奮するのか時折ビクンと跳ねている。
「知らない女に実際に見られるのはどんな気分?」
「想像よりもずっと興奮してしまいます。いつも指示してくださっていたゆり様に実際に見て頂けて、私のものはもう爆発寸前です」
 男の言葉に嘘はないようで、その一物はビクンビクンと跳ねている。
「想像の中であなたはどうしていたの?」
 私が聞けば男はひざまずき、足を開いた。
「こうして、ゆり様の指示をいつも待っておりました」
「そうよね。そして私はまず乳首を触るようにいうの」
 男は乳首に手を伸ばし、焦らすのももどかしいのか、その先端にすぐに触れた。
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