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私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)

白石コーチの提案による、週末2日間の自由行動。
練習無しで、何をしてもどこへ遊びに行っても構わない、男子部員とのデー
トも許可されている。
そんな内容の提案に、女子部員達は狂喜乱舞し、どうやって有意義に過ごす
か話し合いを重ねたらしい。男子部員には一切の相談無しに、だ。
毎日のストレスから解放され、結果女子部員の強化に繋がるのであれば、男
子部員はそれに従わなければいけない。そう決められているから仕方がない
ことではあった。

女子部キャプテンの立木 愛との夜の自主練が終わった後、今プールサイド
で、その2日間のスケジュールを見せられている。
「2日間フルで女の子達とデートしてもらうから、そのつもりでね」
そう言われて、スケジュールを見て目を疑った。
「あのさ・・・俺達の自由時間は、どこ?」
俺用のスケジュール表は、全て女子部員とのデートで埋められていたのだ。
驚いた俺の質問に、愛はあっさりと言った。
「無いわよ」
「はぁ?いや、寝る時間も無いスケジュールになってるけど?」
「しょうがないでしょ。例えば黒川君とデートしたい子達全員と会ってもら
うにはそうするしかなかったの。他の男子部員も同じようなものよ」
「全員って・・・抽選とかで選ばれた子だけじゃないってこと?でも、2日
間じゃ無理だろ?」
「うん、だからほら見て・・・」
そう言って愛が指さしたスケジュール表には、デート時間の横に個人と団体、
と書いてある。
「なんだこれ?」
「つまり・・・」
愛はまるで練習のスケジュールを伝えるように言ってきた。
3年生、2年生を優先して個人のデート枠に割り振り、漏れた1年生をグル
ープにして俺とデートさせるのだと言う。それに流石に夜中に出歩いている
訳にはいかないから、グループとのデートを夜に持って行き、特別に女子寮
で夜を過ごすらしい。
「その子達が寝れば、黒川君達男子部員も寝られるわよ。でしょ?」
「でしょっ・・・って。それでいいのか?」
「いいの!今回が初めてなんだから、とにかくこれでいくわ。それに女の子
達とずっと過ごせるのよ、不満無いでしょ?」
愛はなぜかドヤ顔で言ってくる。
「それはそうだけど・・・」
「えっ?」
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