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私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)
愛の言う通りだった。
3年生のレギュラークラスの練習を見ているだけではだめで、選手層を厚く
すること、そして来年度以降のチームの事を考えると1,2年生の指導も積
極的にしなくてはいけない。
今日は俺の代わりに、レギュラークラスの練習相手を他の男子部員が務めて
いたのだ。練習していた時の愛の様子を見ていて、水中でお尻を触られてい
たり、ボールをキープする時に胸を触られているのが、俺には分かった。

男子部員の間で暗黙の了解の様になっているのが、誰でも自由に女の子にアプ
ローチできることだ。自分が目を付けている子に他の男子がアプローチしても
お互いに気にしない事になっている。女子部キャプテンの愛の人気は、男子部
員の間で高い。美少女でこれだけスタイルが良いのだから当然だった。
アイツも、相当に愛の事を気に掛けていたからな・・・
ここぞとばかりに、対人練習の時に触っていたのだろう。ただ、俺も他の男子
部員のお気に入りの子に、今日は何度もお触りできて満足していた。
その子達の反応にも手応えを感じている。

もうマッサージではなく、普通の愛撫の様に愛の胸を揉みながら、俺は軽い嫉
妬の様なものを感じながら興奮してきていた。
アイツだけじゃなく、他の男子部員にも愛は狙われている。これから何人もか
ら何度も触られてしまうだろう。その度にこうやって乳首を尖らせて感じてし
まうのか、そんな想像をしながら、つい強く尖りを摘まんでしまった。
「痛い!いやっ!・・・」
「ごめん!」
身を捩って逃れようとする愛を優しく抱きしめる。どちらかともなくキスをして
舌を絡めあう。頭に血が上るような興奮の中で、俺は我慢できずに水着の脇から
オイルまみれの手を強引に差し込んだ。
呻きながら愛は、俺の手の動きを止めようとする。しかし水着の中に入り込んだ
俺の手は、水着の上から愛が止めようとしても、何の抵抗にもならない。滑るよ
うに入った手で、難なく生の胸の膨らみを揉むことが出来た。
「やっ、待って待って黒川君!ああっ!・・・」
膨らみ全部を撫でまわし、乳首を弾く。強く弱く握るように揉んだ後、掴んで上
下左右に揺らしてみる。身体を後ろに反らした俺に合わせて、愛の上半身も胸を
突き出すように反らされていく。
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