パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 水球部　編　（１）

が、ずっと見続けてはいない。見る、逸らす、を繰り返している。照れてい
る愛の両手を取って軽く握らせても、そのまま触れているだけだ。
右手で硬さを確かめるように握らせてから、前後に動かしてもらう。左手の
上でタマタマを転がすように撫でさせたり、軽く揉ませたりする。
頬を紅潮させながら、今はしっかりと見つめて言われたことを熱心に繰り返
す愛の表情が綺麗だ。美少女が大人の女性へと成長していく兆しが表れ始め
ているのだと、思った。大きな瞳が潤み始め、静かに熱い息を吐き出してい
る唇も、艶々と濡れている。
「気持ちいいよ、愛」
素直に気持ちを伝えてから、いろいろとリクエストをしてみる。右手を動か
す速さに変化をつけさせたり、指先で形を確かめるように触らせたりする。
オイルの助けもあって、その手の動きはスムーズだ。タマタマを触っていた
左手も、遠慮がちなところが消えていた。感触や形を確かめるように動く指
先は、いやらしさも感じる。
手で奉仕することに夢中になっていて、胸の膨らみを隠すことはすっかり忘
れているようだ。ビュンと突き出た張りのある膨らみと、ツンと尖った乳首
が無防備に晒されている。手を伸ばして膨らみを揉み込み、最後に乳首をピ
ンピンと弾いてあげる。呻いて感じながら、でも手での奉仕を続けてくれる。
声を漏らしながら右手が幹をギュッと握ってくる。左手のさわさわした動き
が早くなり、手の平で乱暴にタマタマが転がされる。その変化に、腰に力が
入らなくなるような気持ちよさが込み上げる。俺も思わず感じる声を漏らし
てしまう。二人で気持ちよさを与え、感じ合う。お互いの気持ちが一つにな
っていると思うと、余計に気持ちよさが増していく。

「次に進もうか」
唐突な俺の言葉に、愛は一瞬ポカンとした顔をした。肉棒から手を放そうと
しない愛の手を取って、俺の太腿に触れさせる。
「舌だけでこの辺を舐めてから、咥えてみて」
本当はじっくりと舌と唇で奉仕させたかったけれど、それまで我慢を出来そ
うもなかった。先端から括れているところまで舐めてもらうだけで十分だ。
早く咥えて欲しくて仕方がない。
俺に言われてから、俯いていた愛が顔を上げた。ギュッと目を閉じながら、
綺麗な形の唇を開き、少しだけ舌を出して顔を近づけてくる。