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私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)

やはり本気で嫌がったりはしなかった。Hなことが嫌いではない、いやむしろ楽しみたいと思うタイプなのがハッキリとした。
「巻き足の練習は続けていけば出来るようになるよ。ただ股関節をもっと柔らかくした方がいいな。それと何といっても泳ぎの練習をしていかないと」
ひどい、と言われても謝ることはしない。そんな言葉を聖羅は望んでいないと思う。嫌なのにHなことをされてしまう、そんな状況を望んでいる様に思えたのだ。だとしたら、これからそんな状況を作ってあげることをハッキリ教えてあげればいい。
「ヤル気があるなら、朝練付き合うけど?ヤルだろ、朝練」
俺の言葉に、彼女は上目遣いに見つめてきながら言った。
「はい・・・お願い、します」
「分かった。2人きりで頑張ろうな。メニューは俺が考えておくから」
「・・・うん」
小さな甘えた声で頷いた聖羅は、今まで俺にHなことをされ続けていたとは思えない雰囲気にもう戻っている。コーチが俺達を呼んでいた。
当然、1年生だけを見ている訳にはいかないのだ。水中で俺が繋いだ手を一旦放して、彼女は指を絡める握り方をしてきた。俺もそれに応えて深く握り返す。2人の気持ちが通じ合った気がする。聖羅とは、初日からいいスタートができた。そして、これからも色々楽しめそうだ。
しかし、彼女1人で満足する気はさらさらなかった。
「巻き足の練習は続けていけば出来るようになるよ。ただ股関節をもっと柔らかくした方がいいな。それと何といっても泳ぎの練習をしていかないと」
ひどい、と言われても謝ることはしない。そんな言葉を聖羅は望んでいないと思う。嫌なのにHなことをされてしまう、そんな状況を望んでいる様に思えたのだ。だとしたら、これからそんな状況を作ってあげることをハッキリ教えてあげればいい。
「ヤル気があるなら、朝練付き合うけど?ヤルだろ、朝練」
俺の言葉に、彼女は上目遣いに見つめてきながら言った。
「はい・・・お願い、します」
「分かった。2人きりで頑張ろうな。メニューは俺が考えておくから」
「・・・うん」
小さな甘えた声で頷いた聖羅は、今まで俺にHなことをされ続けていたとは思えない雰囲気にもう戻っている。コーチが俺達を呼んでいた。
当然、1年生だけを見ている訳にはいかないのだ。水中で俺が繋いだ手を一旦放して、彼女は指を絡める握り方をしてきた。俺もそれに応えて深く握り返す。2人の気持ちが通じ合った気がする。聖羅とは、初日からいいスタートができた。そして、これからも色々楽しめそうだ。
しかし、彼女1人で満足する気はさらさらなかった。

