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私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)
黒川君の視線が私の胸チラから離れなくなってきていた。男の人なんて
皆一緒だ。少しサービスしてあげれば、狙い通り食いつき気味にガン見
してくる。
ふっ、大人びて見えても彼も2年生だもんね、胸チラだけであんなに膨
らませちゃってるなんて、可愛い・・・
見られていることに気づかないふりで、暫く見つめさせてあげる。
座りにくそうにもぞもぞし始めた彼は、何回もジュースの入ったグラス
に口を付け始めた。唇が渇くのかも知れない。
緊張してるのかなぁ?・・・楽しくなって来ちゃったかも・・・
酔いが回ってきているのは自覚できていた。良い気分だった。
 
煩悶女子学園には大学まで続けていた水球の、コーチとしてスカウトされ
た。信じられない額の年収が魅力的だった。
1年目はベスト4、2年目は準優勝と結果を残してきたけれど、3年契約
の最後になる今年は、優勝をして全国大会に行けなければ解雇されること
になっていた。全国に行ければ、5年の再契約と年収も増額してもらえる。
学園側も本気だ。練習相手として男子部員を転入させ、女子部員の競技力
向上と精神面、肉体面でのケアをさせようとしていた。なりふり構ってい
られない、そんな感じだ。なので私も結果を残さなければ解雇されてしま
う。高額な収入を失いたくない私は、協力することを約束した。
当然そのプレッシャーはストレスとなって、私は帰宅後の飲酒が常になっ
てしまった。今日も、もう缶ビール2本を飲んでしまったが物足りない。

「コーチ。タブレットのスケジュール表が見にくいから・・・そっちに座
ってもいいですか?いいですよね!」
それまで説明をしていた私にいきなりそう言うと、黒川君は返事も待たず
に隣に座ってきた。小さ目の2人掛けのソファで、肩や二の腕をが自然と
触れ合ってしまう。あっと言う間の出来事に、どうぞ、としか言えなかっ
た。
私は内心の動揺と期待、どちらも隠しながら2人で練習スケジュールの調
整を続けた。彼が提案する練習のアイデアは面白くて、ふと気が付けば腕
だけでなく、腰や太腿まで接しながら、時にはモニターの上で手が触れあ
いながら夢中になって作業していた。
まるで、学生の頃に戻ったみたいで楽しい。それは彼の股間が相変わらず
大きくなったままなのを、チラ見してもそう思う。
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