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私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)
黒川君は私の右側、上から覗き込むようにしてチラ見えする膨らみを見つ
めてくる。そんな角度から見られたら、きっと谷間だけでなくブラのカッ
プ越しに膨らみまでしっかり見えているだろう。
んっ・・・もう、胸ばかり見てるんだから。スケジュール表なんか殆ど見
てないじゃない・・・
さっきから身体が熱っぽいのは、アルコールだけのせいじゃない。
彼のHな視線を意識して気持ちよくなってしまう、そんな身体だからだ。

スケジュールの調整も終わりかけて、そろそろ次の刺激も欲しくなってき
た。黒川君の視線を胸に感じてから、急に顔を上げて彼の目をしっかりと
覗き込む。2人の視線が絡まって背筋がゾクゾクとする。
彼のハッとした顔で目を泳がせるところが可愛い。私は照れた振りで胸元
を押さえ抗議の目でジッと見つめる。
耐え切れなくなったのか、彼は不意に立ち上がり慌てた様子で言った。
「白石コーチ!スケジュールの調整は終わりってことで、お疲れさまでし
た。もう一本、飲みますか?」
すでに悪びれた様子もなく、普通の言い方に戻っていた。爽やかな好青年、
そんな言い方がよく似合う、魅力的な笑顔だ。呆れた私が笑い出すと黒川
君も笑い始める。
「立ち直り、早すぎっ!」
「やった!コーチに褒められた!」
「違う!褒めてない!」
「とりあえず、飲みますよね?」
余程私に飲ませたいのか、彼はまるで自分の部屋の様に冷蔵庫から缶ビー
ルを取り出し、更にグラスまで持ってきた。そしてさっさと注ぐと私に差
し出してくる。飲みたい欲求に逆らえず反射的に受け取ってしまった。
彼のジュースと乾杯をさせられ、まず一口飲んでしまう。
ああっ・・・飲み過ぎちゃうかも。1人の時よりずっと美味しい・・・
自分の許容量を超え始めているのが分かっても、今の楽しい雰囲気に載せ
られているようで、まだまだ飲めてしまいそうだった。
チラッと見た彼の股間は相変わらずで、前に大きく膨らんでいる。
もう・・・どれだけ元気なのよ・・・
そう思いながら、グラスに唇を付けようとした時だった。
黒川君が素早く動き、私の隣に座ってきた。肩も腰も太腿も、明らかにピ
ッタリとくっつけてくる。そして間髪を入れずに言った。
「白石コーチがそうやってチラ見してくるから、大きくなっちゃうんです
よ」
「えっ・・・」
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