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私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)

女子水球部キャプテンの立木 愛との約束の時刻にプールに行くと、彼女
は俺よりも先に来ていて一人でストレッチをしていた。全体練習が終わっ
た時刻とこの場所を指定し、練習に付き合って欲しいと言っただけある。
気合が入っている雰囲気が伝わってきた。
俺に気が付いたのに合わせ、両手を振ってお道化れば笑顔を返してくれる
。真面目な性格だと思っていたけど、それだけでもなさそうだ。俺に対し
て少しは打解けてくれているのかもしれない。
近づくにつれて立木キャプテンの視線が気になった。股間のあたりをチラ
見している気がして仕方がない。ジャージの上着だけを着て、下は水着だ
けの格好は、女子から見た男子でも気になるのだろうか。
それを意識しだして、多少なりとも硬くなり始めてしまう。思い切ってか
らかってみた。
「気になる?」
「別に、全然・・・」
そっけなく返事をしても、俺が聞いたとたんに頬が染まっていく。大げさ
に視線を逸らす。
気になっていたんだ!・・・
俺は少し驚き、そして今後に大いに期待してしまう。
ビールを飲んでいたとはいえ、男には慣れていないと思っていた白石コー
チだって、大人の焦らしフェラと手コキでイカしてくれた。彼女もHなこ
とに興味津々なのかも知れない。水球一筋で真面目に過ごしてきたから、
その反動が出てくれればいい。

まだ頬を染めたままの彼女に聞いた。
「個人練習って具体的には何をするの?」
「えっ?あっあの、シュート練習に力を入れたいの。それも競り合いの中
でも強引にシュートを決められる、みたいな」
「なるほど。対人プレーの強度を上げたいって事か。チーム全体の課題で
もあるよね」
彼女は俺の言葉に敏感に反応した。目をキラキラさせて身を乗り出してく
る。
「そっそうなの!パスを繋いでいくだけじゃ全国に行けないと思うの!上
位勢に勝つには、個人でも強引に持って行く時が無いとだめなのよ!」
熱い気持ちを感じさせる本気の言葉だと思った。勝ちたいと思っているの
がよく分かった。
「水球、好きなんだね」
「えっ、当たり前でしょ!」
冷やかした訳ではないけれど、彼女は照れくさかったのかボールを持って
そそくさとプールサイドに向っていく。
「お願い、協力して・・・くれるよね」

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