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私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)
「女の子達との接し方なんだけど・・・」
「はい?」
白石コーチは、大人の女性の雰囲気の中にも、まだ学生の様な無邪気さが同居していた。童顔とメリハリのある身体のアンバランスさが魅力的だ。年上の女性の中ではモロに好みのタイプだった。ジャージの下の胸の膨らみを想像してしまい、俯きがちなコーチの目の前でムクムクと股間が膨らみ始めてしまった。少し恥ずかしかったが堂々としていると、逆にコーチの視線が落ち着かなくなってきた。明らかに気が付いている。一度視線を外しても、すぐにチラ見をしているのが分かる。
恥ずかしいのに興味津々なのか!・・・最高だよ白石コーチ!・・・

俺は理事長の言葉を思い出した。
「全国から集められた各競技の女子部員は全寮制で生活しています。学業と競技に集中できる環境は理想的だけれども、土、日曜日も含む練習漬けの毎日が選手に与えるストレスは競技力にマイナスだと、報告がありました。つまり息抜きのタイミング、場所が無いが故に、発散させることが出来ずにいる女子部員が多いのです。
なので、息抜きとしての役割も君達には義務付けます。
精神的、肉体的、どちらもです。競技力が低下しないで向上に繋がるのであれば、どんな方法でもいいので彼女達のストレスを発散させてください。
学園側でも君達を利用して、選手のモチベーションアップをさせて貰います。
具体的には・・・」
理事長の話を聞いて、その場にいた各競技の男子部員達は色めき立った。俺達水球部だけではない。陸上部、体操部、レスリング部等の男子部員全員の目が輝きだした。

「あ、あの・・・新入部員の女の子達は競技自体にもまだ慣れてないから、優しく指導してね。それから・・・」
白石コーチの言葉で我に返った。照れている頬が赤い。可愛い。
「女子部員は皆が男の人達に慣れてないから、怖がらせないで優しく接してあげて欲しいの。後は、練習が終わったら私の部屋へ来て。スケジュールの打ち合わせをするからね」
それだけ言うと、そそくさと2,3年生の練習を見に行ってしまった。頬を染めながら早口で話した様子は、全員の前で話した時とは大違いだ。
「分かりました」俺はそれだけ返事をするとサブプールへ向かう。白石コーチも、どうやら男性にはあまり慣れていないようだ。同性の指導もストレスは溜まるだろう。それは癒してあげなければいけない。それも俺達の使命だ。
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