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私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)

サブプールでは既に1年生の指導が始まっていた。俺以外の6人は女の子とペアになってプールに入り指導している。俺を待っていたのは背が高く、髪をショートカットにした女の子だった。何かスポーツをやっていたのだろう。体幹がしっかりとしていて立ち姿が綺麗だ。姿勢が良いからプロポーションの良さも際立つ。素早くスリーサイズを目測する。バスト85cm、ウェスト58cm、ヒップ87cm。そんなところだ。Dカップ(推測)の胸が綺麗な形でせり出している。1年生にしては早くも大人の身体に近づきつつある早熟体形だった。
「宜しくお願いします」そう言ってペコリ、と頭を下げる。
ボーイッシュで爽やかなスポーツ少女、そんな感じだ。小顔の中の大きく綺麗な瞳が印象的で、ショートカットの髪が良く似合っている。
この子も魅力的だな~・・・顔と身体のアンバランスさも堪らないよ・・・
萎んでいた股間がムクムクと元気になっていく。顔を上げた彼女の頬が染まっていた。俺の下半身をチラ見したに違いない(推察)。
「こちらこそ、よろしく。名前は?」
「渡辺聖羅(わたなべせいら)です」
「黒川です。水球の経験は?・・・えっバレーボールをやっていたのか」
彼女が言うには、バレーボールで膝を痛めてしまい引退したが、水球部にスカウトされたそうだ。なので当然初心者だった。でも、この競技変更はありかも。そう思った。
水中なら膝への負担はそんなにかからない。身長は170cm(推測)。手足も長い。バレーボール経験者なら、水に慣れれば十分戦力になりそうだ。

「それじゃ、早速プールに入ろうか。まずは巻き足からだ」
「あ、あの・・・」不安そうな顔で彼女が見つめてきた。
「んっ?大丈夫だよ。今から水球を始めても、全然大丈夫だよ。バレーボールの経験はきっと役に立つ。自信を持って!」
そう励ましてから俺はプールに入った。が、彼女はなかなか入ろうとしない。モジモジしている。
「あの・・・私泳げないんです」蚊の鳴くような声で聖羅が言った。
「・・・」
うそだろ・・・
プールサイドの彼女と水の中の俺。暫く見つめ合い、時間だけが過ぎていく。他のペアは基礎を練習しながら楽しそうな笑い声が漏れている。上手いね!とかキャッ!とか聞こえてくる。
気を取り直して俺は言った。
「大丈夫だよ、水泳部じゃないんだから。まずは水に慣れよう!」
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