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私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)
当然そう言ってくるだろうと思っていた言葉だった。本気で黒川君がボー
ルを奪いに来たら、そんなに長くキープできないだろう。実力差があるの
だから強がって言い返すことも出来ない。今までは練習と同時に、Hな事
をしたい彼に遊ばれていただけなのだ。
どんな手を使ってもゴールを決めるんだから・・・
そう思いなおして、私は隙があればシュートをする姿勢を見せながら、ボ
ールキープをし始める。
彼は直ぐに距離を詰めてきた。シュートを打たせる隙を見せない。長い腕
と大きな手でシュートコースを塞ぎ、身体を寄せて圧をかけてくる。
4回目までの様に、胸を揉んで来たり太腿を絡ませる様なことはしてこな
い。本気の守備をしていた。Hな目もしていない。
全然シュートコースが無い!・・・ボール取られちゃう!・・・
長くはキープできそうもない。私は彼の胸を押し返していた左手をスッと
下ろしていった。ゴツゴツしている腹筋に指先を触れさせながら更に下ろ
す。水着のツルツルした感触がしたかと思うと、直ぐに硬くて盛り上がっ
た彼のモノが指先に触れてきた。息を飲んだ後、ギュッと握ってしまう。
「愛・・・」
黒川君が私の名前を呼んだ気がした。チラッと見た彼の顔は呆気に取られ
ていて、動きも激しくは無くなっている。
自分の顔が熱い。心臓がドキドキしている。左手の指と手の平に感じる彼
のモノは、想像していたよりも硬い。2人が巻き足をしているから私の手
の中で微妙に動いてもいる。そしてそれはムクムクと成長していた。
お、大きくなってる!いやらしい!・・・
私は右手でボールをしっかりとキープしながら、左手は彼のモノをキープ
する。更に手の平を上下に動かした。硬く太い棒がピンと張り詰めて来て
いるのが分かる。
こうすると、気持ちいいんでしょ?・・・
Hな動画で可愛い女の子がしていたことを真似してみる。黒川君はすっか
り力の抜けた顔で私を見ていた。
「気持ち良すぎるよ、愛・・・」
「はぁはぁはぁ・・・」
気が付けば私が触っているのに喘いでしまっている。水の中にいるのに身
体が熱い。冷静にシュートチャンスを伺わないといけないのに、その事を
忘れてしまいそうだった。
水着の中で窮屈そうに反り返っている彼のモノを、撫でるだけでなく指先
でニギニギとしてあげる。その度に気持ちよさそうに呻く声が可愛い。
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