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私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)
興奮した彼が私を抱きしめようと両手を下ろしてきた。両肩に置かれた手
が、すぐに胸の膨らみに触れてくる。
「あっ、やっ・・・」
撫でるようにゆっくりと膨らみの上を這う指先の動きに、シュートチャン
スなのに気持ちよくなって声が出てしまう。後ろからではなく正面から彼
に見つめらながら触られて、恥ずかしさも込み上げてくる。けれど、頑張
って私も見つめ返した。左手でも彼のモノを上下に素早く擦って刺激する。
ますます興奮した黒川君が、ギュッギュッと膨らみを揉んできた。
そのタイミングしかなかった。ここでシュートしておかなければ気持ちよ
さに流されてしまう。右胸を揉んでいる彼の左手を、私は左手で上から押
さえて膨らみに押し付ける。嬉しそうな彼の顔を見ながら、私は簡単にそ
して慎重にゴールに向かってボールを投げた。
「えっ?あっ!」
彼が慌てて左手を伸ばしてブロックしようとするのを、私は自分の手で胸
に押し付けてそうさせない。ボールはゆっくりと、そして正確にゴールに
吸い込まれていった。

「マジか?」
黒川君は悔しそうに言うと仰向けでプカプカと浮き出した。やられた、と
か小声でブツブツと言い続けている。
私は小さくガッツポーズをすると、プールサイドに移動した。消灯時間が
迫っている。自動で停電してしまうから急がないと、また彼に助けてもら
わないと着替えが出来なくなる。彼に更衣室で抱きしめられたら止まらく
なってしまうかも知れない。身体も敏感になっているから、今日はこのま
ま終わった方が良さそうだった。
それにしても、この勝負に勝ったことで、これからは私の好きなように彼
に練習をお願いすることが出来るようになった。いや、お願いではなく命
令と言ってもいいかもしれない。練習にかこつけて、彼と2人きりで過ご
せる時間も取れそうだった。
沢山エッチな事されちゃったけど、その甲斐はあったかな、ふふっ・・・
彼が油断した隙に得点を決める作戦通りに事が運んで、ニヤニヤが止まら
ない。

プールサイドに上がってから振り返ると、黒川君はまだブツブツ言いなが
ら仰向けに浮いている。余程悔しかったのかも知れない。
「今日はありがと。早速明日、同じ時刻から練習に付き合ってね。お疲れ
様!」
優しく言ってあげたのに、彼は返事の代わりに片手を上げて応えただけだ。
そんな仕草も可愛い、と思えてしまう。
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