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私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)

ドアを開けて部屋に入れてくれた白石コーチは、一目見てお酒を飲んでい
るのが良く分かった。ほんのりとピンク色に頬を染め、いい気分になって
いるのが俺にも伝わってくる。
上機嫌そうな笑顔でいらっしゃいと言った後、目の前でしゃがみ込みスリ
ッパを用意してくれる。開いている胸元からは、丸く魅力的な膨らみが丸
見えだ。白い肌が頬の様にピンク色に染まっている。その2つの膨らみは
谷間の底が見えない程、ムチッとくっ付いていて、コーチが動く度にプル
ンと揺れて俺の視線を誘ってくる。すぐさま股間が反応して成長し始めた。
そしてそれをチラチラと見つめるコーチの視線に更に刺激されてしまう。

ミニスカートから覗く太腿や、胸の膨らみをチラ見せしてくれるのは今ま
でと同じだが、何か雰囲気が違う気がする。
それはリビングのテーブルの上にあるビール缶の本数で納得できた。5本
も空になっている。手コキしてくれた時は2~3本、その後2回は1本だ
ったから、今日はその時とは比較にならないくらい酔っているのかも知れ
ない。ソファに座った俺の正面に座り、グラスを傾けてゴクッと飲み干し
た。満面の笑みで俺を見つめ、声を出すことなく口元を緩めている。
身体から力が抜けがちなのか、背もたれにダルそうに寄りかかり、膝も緩
みがちだ。早くもデルタゾーンから黒いパンティがチラチラと見えてしま
う。白い太腿とのコントラストがセクシーで、座っているのが辛くなって
きた。それでも視線を外せない。ずっと見ていたい。

もう、いやらしいな黒川君・・・
彼の視線が私の身体を舐める様に這い回っているのが分かる。ドアを開け
た時から、今ソファに座っている時まで、何度も何度も顔、胸、ウェスト
や腰、そして太腿や脚を見られている。
ふふっ、でも健康でHな男子高校生なら、普通の事だよね・・・
飲み過ぎているのは分かってる。でも今日私から相談したいことは、飲ま
なければ恥ずかしくて言い出せそうも無い事だった。
テーブルの上のグラスを一気に空けると、フワッとした感覚が身体の内側
から湧いてきて力が抜けていく。
あん・・・今パンチラしちゃってるかも・・・いやらしい目だなぁ・・・
でも、膝に力が入らないし、まっいいか・・・

「白石コーチ、今日も練習スケジュールの調整ですか?」
黒いパンチラを視界に入れながら俺は尋ねた。
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