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私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)
「コーチは胃が荒れていませんか?今のツボは胃に関係してるところな
ので」俺はコーチの言葉は無視して、足の裏全体を優しく揉み解しなが
ら言った。
「少し痛かったかもしれませんが 、良くなってくれば気持ちよくなりま
すよ」
ふぅ・・・と一息付いた白石コーチは言った。
「そうかもしれないけど、お願いだから確認しながらやってよ。ね?」
スカートの裾を押さえてパンチらを防ぎながら俺を見つめるコーチの目
は、ウルウルしている。少し怒っている感の有る瞳も魅力的だ。もっと
もっと泣かせてみたくなってしまう。

「次はふくらはぎとか太腿のマッサージですけど・・・ここでします?」
「もう・・・黒川君のやり易い所でいいよ・・・」
今は、右足の裏側の揉み上げを受けている白石コーチが、力の無い言葉
で言った。てっきり、このままソファで続けると思っていた俺はすぐに
返事をした。
「ベッドにします!」
当然その方が、展開次第では美味しい事が起きやすいだろう。迷う理由
は無い。俺は強引にコーチをお暇様抱っこしてしまう。
「こ、こらっ!下ろしなさい!ちょっと黒川君!」
素で恥ずかしがり、少し怒っているコーチが可愛い。そう言われても素
直に下ろすことはなく、逆にしっかりと抱き上げなおした。
コーチが顔を赤くして抗議してくるのは無視して、聞いた。
「ベッドルームは?・・・あっ、こっちですね」
歩き出した俺に、コーチはただコクコクと頷くだけだ。不安げな表情で
俺の腕や胸に手を置いている。その仕草が可愛くて抱きしめてしまいた
くなる。
ベッドルームに入るとリビングとは違った優しい香りが漂っていて、マ
ッサージを受けるのにピッタリな雰囲気だ。可愛いぬいぐるみや小物も
目につく。プールサイドで厳しい指導をしている白石コーチの雰囲気か
らすると可笑しくて、つい口元が緩んでしまう。
「ここで見たことは、他では言わないで。いい?」
俺を見上げながら唐突にコーチが言った。
「全部、ですか?」
「そう、全部だめ」
白石コーチの目は縋る様な色をしている。お願い、とは言わなくても気
持ちは分かった。
今日は前の様な、おあずけ、は無さそうだな・・・
期待で胸も股間も膨らんでいく。

黒川君の足裏のマッサージは想像していたよりも気持ちよくて、やはり
血行が良くなってきたのか脚だけでなく、おへその辺りまでポカポカと
してきた。
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