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孕まされた母さん
第4章 悪魔の契約
その日から木田は我が家に来なくなった。

(母さんに飽きたのだろうか・・?)

(それとも他の女と・・?)

いずれにしても、その自由奔放な行動には腹がたった。
 
女に不自由していないのはやはり本当なのだろう。

でも、母さんをさんざん弄んでポイと捨てたのだとすれば、それは許されることではなかった。




それから2週間程が過ぎた。

母さんの様子はいつもと変わりはなかったが、僕はふと気が付いたのだった。

トイレに置いてある汚物入れにいつもなら母さんが使ったナプキンが入っている筈なのにここしばらく母さんがナプキンを入れた形跡がないのだ。

(まさか・・?母さん・・妊娠したの・・?)

そう思うと冷や汗が流れた。

母さんもきっと内心では生きた心地がしていなかった筈だ。

でも、でも・・

母さんがいけないんだぞ・・!

いつも生で挿れられて中出しさせていたんだから・・

この間なんか、自分で木田を抱き締めて両脚を絡めてホールド
しちゃうんだから・・

自業自得だよ・・!

そう思いながらも、やっぱり母さんか心配だった。





昼休み。

僕は校舎の屋上で木田と会っていた。

「母さんが・・妊娠したかも知れないんだ・・」

「おっ、そうか・・?それはめでたい・・!」

木田は喜んでいた。

「馬鹿・・!喜んでる場合じゃないだろ・・」

「おまえの母ちゃんが産みたいって言うなら、俺は父親として認知はするぜ!」

木田は満更でもなさそうにキッパリ言うのだった。

「でも・・父さんに知れたら・・」

母さんは離婚されてしまうかも知れない・・!

それだけは避けたかった。

(母さんはいったいどうするつもりなのだろうか・・?

僕も生きた心地がしなかった。

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