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爛れる月面
第4章 月は自ら光らない

すると徹の手が、左右のヒップをぐっと掴んだ。手汗が滲んでいる。スカートの中で温められたせいだと思っていたが、
「あの……、くみ、こ……」
徹の声は、盛大に引き攣っていた。
「えーっ、私、そんなにコワい?」
側頭を握って自らの髪を束ね、「こうやってツインテールにしてあげたほうがよかったかな?」
「う、ううん。……、……、……紅美子」
「……っ」
すぐに髪を離し、首に巻きついた。
「やばい、きゅんときた。もう一回」
「紅美子……」
「んっ……、呼び捨てにされると、濡れちゃいます、ご主人様」
事実、スカートに隠して大きく開いている脚の間は熱く蒸れ、隠せるのか心配な下着の中で蜜を湛え始めていた。ヒップから脚の付け根に回ってきた両手が、スカートを裏返すように巻き上げながら、ウエストの上まで摩りあげていく。
「あ、ちょ、……待って」
「クミちゃん、体起こして」
「……だめだ、急にハズくなってきた」
「えっと……、……紅美子、見せて」
「んんっ……」
腰に力がかけられると、紅美子は背を起こしていった。再び、徹の上に跨った格好に戻る。だが、スカートの裾がずいぶんと上がっており、紅美子からは見えないものの、極小を追及したようなショーツが暗がりの中で彼の視界に映っていることは、下腹にじりじりと感じる騒めきからも明らかだった。
「……ね、変、でしょ……」
「ううん、すごくキレイだよ」
「メ、メイドさん、そんなに気に入ったの?」
「……立って」
その場に立ち上がらされる。柔らかい座面は不安定で、よろめいて背凭れに手をつくと、落ちてしまったスカートを捲り上げようとしてくる。
「も、もう、目がヤバいじゃん……」
「うん。クミちゃんが愛しすぎて、おかしくなりそう」
「何なの、その『うん』。わけわかんな……、いっ!」
「あの……、くみ、こ……」
徹の声は、盛大に引き攣っていた。
「えーっ、私、そんなにコワい?」
側頭を握って自らの髪を束ね、「こうやってツインテールにしてあげたほうがよかったかな?」
「う、ううん。……、……、……紅美子」
「……っ」
すぐに髪を離し、首に巻きついた。
「やばい、きゅんときた。もう一回」
「紅美子……」
「んっ……、呼び捨てにされると、濡れちゃいます、ご主人様」
事実、スカートに隠して大きく開いている脚の間は熱く蒸れ、隠せるのか心配な下着の中で蜜を湛え始めていた。ヒップから脚の付け根に回ってきた両手が、スカートを裏返すように巻き上げながら、ウエストの上まで摩りあげていく。
「あ、ちょ、……待って」
「クミちゃん、体起こして」
「……だめだ、急にハズくなってきた」
「えっと……、……紅美子、見せて」
「んんっ……」
腰に力がかけられると、紅美子は背を起こしていった。再び、徹の上に跨った格好に戻る。だが、スカートの裾がずいぶんと上がっており、紅美子からは見えないものの、極小を追及したようなショーツが暗がりの中で彼の視界に映っていることは、下腹にじりじりと感じる騒めきからも明らかだった。
「……ね、変、でしょ……」
「ううん、すごくキレイだよ」
「メ、メイドさん、そんなに気に入ったの?」
「……立って」
その場に立ち上がらされる。柔らかい座面は不安定で、よろめいて背凭れに手をつくと、落ちてしまったスカートを捲り上げようとしてくる。
「も、もう、目がヤバいじゃん……」
「うん。クミちゃんが愛しすぎて、おかしくなりそう」
「何なの、その『うん』。わけわかんな……、いっ!」

