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私んちは淫乱家族
第8章 ★★日曜日の朝です★★

ビールの空き缶が数本並び、ワインも3本目が開けられています。
お父さんはすっかり酔っぱらって、寝転がってイビキをかいています。
おじいちゃんも酔いが回ったのか、部屋に戻って寝てしまったようです。
そして食卓では、お母さんとおばさまの、あけっぴろげな会話が始まったのです。
話を切り出したのは、おばさまです。
「先週ね、小学校で授業参観があったんだけどさ、その後の保護者会が終わってね、帰ろうとしたところで、担任の先生に呼び止められたのよ」
「先生に? どうして?」
おばさまの話に、お母さんが興味を示します。
「ミレイの成績にね、ちょっと問題があるから、話し合いたいから今度の日曜日にでも、先生の家まで来て欲しいって言われたのよ」
「まあ、ミレイちゃんの成績の話で? わざわざ先生のご自宅に?」
「そうなのよ。ミレイの成績の話だからって言われればねえ、行かない訳にはいかないでしょう。だから日曜日にね、菓子折り持って出かけたのよ」
「うん、うん」
お母さんは興味津々の表情です。

