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私んちは淫乱家族
第8章 ★★日曜日の朝です★★

おばさまの太ももは、養豚場のメタボのメス豚みたいに、醜いブヨブヨではありません。
脂肪が肉に閉じ込められて、引き締まって妖艶なのです。
お母さんの太ももが、ボルネオのジャングルにひそむ大蛇だとすれば、おばさまの太ももは、アマゾンに生息するアナコンダの白肌とでも言いましょうか。どちらの太ももも濃密であでやかだから、色っぽさと艶めかしさに優劣なんかつけられませんよ。
その太ももが、徐々に、徐々に、剥き出しになっていくのです。
お兄ちゃんの、生唾を飲み込む音が、私にも聞こえてきます。
お母さんが、おばさまの話の先を促します。
「覚悟を決めて、それからどうしたのよ?」
「先生はね、淫乱な目つきをして私を見つめて言うの。あなたとヤリたかったって。定年を迎えて退職する前に、どうしてもあなたとヤリたくて、機会をうかがっていたんだって……」
「まあ、正直だこと」
「でしょう? だから私もね、先生を焦らすのも申し訳なくてさ、ブラウスを脱ぎ捨てて、スカートの裾を思い切りめくったの」
「わあ、あなたもヤル気100パーセントねえ」
「そうしてね、先生に確かめたのよ。何をヤリたいんですかって……」
「結局、焦らしてるんじゃないのさ」
「そしたら先生はね、上ずった声でね、言ったのよ。セックスしたいって。うふふ、ふふふ」

