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私んちは淫乱家族
第10章 お兄ちゃんの告白

「私ね、ミレイちゃんと一緒に寝てたんだけどね、目が覚めたらトイレに行きたくなって、二人で連れションしたんだよ」
「うん……それで?」
本当はね、目が覚めたらじゃなくて、ミレイちゃんとのレズを終わってだけど、お兄ちゃんには内緒です。
「トイレから出て、お部屋に戻ろうとしたら、ネグリジェ姿のおばさまがね、お兄ちゃんの部屋から出て行くところを見たんだもの。その時はね、どうしておばさまが、お兄ちゃんの部屋にいたのか知らなかったけどさ……」
「うん、それで? おばさまはメグに、何か話をしたのか?」
「ううん。おばさまはね、私たちには気づかなかったよ。そしたら、たまたまそこに、お父さんが通りかかったんだよ」
「えっ、お父さんが? そ、それで?」
「お父さんはね、おばさまを呼び止めて、咎めるような口調で詰問したんだよ」
「詰問……って?」
「怒ってる風でもなさそうだったけどさあ、イタズラを見つけて咎めるみたいな、厳しい口調だったよ」
「へえ、それでおばさまは、どうした……?」
私はお兄ちゃんに、その後、お父さんとおばさまがどうなったかを、詳しく話してあげました。

