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私んちは淫乱家族
第11章 お父さんとおばさま

あたしは眉を寄せて、先生の目を睨み付けた。

「ふーん、先生は、あたしとセックスしたいだけじゃないのかい?」

あたしが煽るような言葉を浴びせても、先生の表情はピクリとも変わらない。

「ああ、先生だって男だ。ワルぶってるお前とヤッてみたい。顔は可愛いし、太ももはムチムチだ。だけど勝負は真剣だ」

「正直でいいね、先生が気に入ったよ。たとえ先生が、あたしとヤリたいだけでもいいよ。マジで勝負する気ならね」

「じゃあ、受けて立つんだな?」

「受けて立つよ。だけどね、あたしは手加減しないよ。女だと思って、なめてかかったら後悔するよ。ケガもするよ」

「心配するな。必ずハメてやる。そしたら、ワルの仲間は解散だからな」

「約束するよ。だけど先生も、覚悟を決めるんだね。あたしに負けたら、二度と教壇に立てなくなるってことだからね」

「覚悟の上だ。補導係として、これ以上お前たちのワルを野放しにはできないからな」

「ふん、それで、勝負はいつ、どこでするのさ?」

「今夜、場所は体育館だ。柔道の畳を敷いて待っている。警備員には話をつけておくから、覚悟を決めてやって来い。必ず一人でやって来い」

「分かってるよ。タイマンの勝負だからね」


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