この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私んちは淫乱家族
第13章 来週の約束

お兄ちゃんはスマホを置くと、ミレイちゃんにおねだりされて、再びパンティを穿かせています。
「健二お兄ちゃん、お礼にね、いいこと教えてあげようかなあ……」
ミレイちゃんは流し目で、お兄ちゃんに気を持たせます。
「へえー、いいことって、何だろう?」
「あのね、来週の日曜日はね、お父さんはゴルフのコンペで朝早くから出かけちゃっていないんだよ。私はクラスの友達のお誕生日会で出かけちゃうから、お家にはね、お母さん一人きりになっちゃうんだよ」
おばさまが一人きりになるって?
だからって、どういうことよ?
あっ、そ、そっか、そうなのか……ミレイちゃんたら、すごい事を考えてるんだね。
おばさまと二人きりになれるから、お家で心置きなくセックスできるよって、ミレイちゃんはお兄ちゃんをけしかけているのか。
お兄ちゃんはすぐにピンときたようですが、とぼけて見せます。
「ふーん、そうなの? おばさま、一人きりなのかあ……」
ミレイちゃんは、お兄ちゃんの欲望をもてあそぶかのように、思わせぶりな言い回しです。
「私さあ、健二お兄ちゃんが遊びに来るかもって、お母さんに伝えておこうかなあ……」
「えっ、でも、オレなんか……、一人で、行ってもいいのかなあ?」
お兄ちゃんは行きたいくせに、ためらう振りをしているのです。

