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私んちは淫乱家族
第14章 ★★そして次の日曜日★★

おばさまは、サイドボードの前に片膝をついて、コーヒーカップのセットを取り出しました。

4組のセットを順に取り出して、サイドボードの上に置いて立ち上がろうとした刹那のことです。
グラリと体勢を崩したおばさまは、ふらりとよろけてしまいました。

あっ、おばさまが転んじゃうよ……!

おばさまはとっさに左手を後ろについて、片膝のまま半身をこちらに向けて、かろうじて身体を支えたのです。

転ばずには済んだけど、キャミワンピースの肩紐がパラリとすべり落ちて、胸がはだけてしまいました。
あられもなく、オッパイの谷間がこれ見よがしで、片側の乳首は窮屈そうに、今にもブラジャーからはみ出してしまいそうです。

それだけではありません、おばさまの背中は斜めにのけぞり、ワンピースの裾が内股までめくれ上がってしまったのです。

シルクのようにふわりと柔らかい、カトレアパープルのスカートの裾がめくれて舞い上がり、網ストッキングの花柄と白肌の太ももが、すっかり丸見えになってしまったのです。

おばさまは、その姿勢のまま静止して、しばし動く気配がありません。

この情景はまさに、男の情欲をかき立てる、必殺の悩殺ポーズではありませんか。


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