この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私んちは淫乱家族
第14章 ★★そして次の日曜日★★

コーヒーメーカーで抽出されたキリマンジャロの甘酸っぱい香りが、キッチンからダイニングテーブルにまで、いっぱいに広がってきます。
おばさまは、私たち3人のコップにコーヒーを注いでくれました。
私とお姉ちゃんには、ミルクと砂糖を入れてくれました。
だけど、お兄ちゃんのコップには、ミルクの代わりだと言って、マムシドリンクがドバドバと注がれています。
コーヒーを淹れ終えるとおばさまは、チーズケーキを出してくれました。
とっても美味しかったんだけど、お兄ちゃんに出されたのは、オットセイとスッポンの煮こごりです。
おじさまの大好物で、夜の晩酌のおつまみなんだと言って、お兄ちゃんにウインクしています。
どうせこのあと、おばさまとお兄ちゃんは、二人きりになってエッチな事するんだろうけど、私とお姉ちゃんはどうするのさ。
まさか、見てるだけじゃないよね。
えっ、ええっ……まさかおばさま、私たちに見せたくて……?
いえいえ、そんなこと、あり得ないよね。

