この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私んちは淫乱家族
第14章 ★★そして次の日曜日★★

おばさまはキッチンに戻り、コーヒーポットを持って戻ってきました。
「麗子ちゃん、メグちゃん、コーヒーのおかわりはいかが? チーズケーキもまだあるわよ」
「わあ、嬉しいな。チーズケーキ、とっても美味しいからお代わり欲しいな」
私もお姉ちゃんと一緒に、チーズケーキのお代わりを貰いました。
キリマンジャロのコーヒーにチーズケーキなんて、ちょっとおしゃれで大人の仲間入りをした気分です。
あれっ? おばさまの様子が、なんだか変だな……
おばさまのほっぺが、お兄ちゃんの頬にくっつきそう。
おばさまの吐息が、お兄ちゃんの鼻先をくすぐっている。
もしかして、キッスするのかな。
なんだか私、ドキドキしちゃってる。
私とお姉ちゃんて、絶対にお邪魔虫だよね。来ちゃいけなかったんだよね。
最初から分かってるのに、お姉ちゃんに連れて来られて……
不満げに私は頬を膨らませて、お姉ちゃんの顔をうかがってみたら、知らんぷりしてチーズケーキを食べている。
そのタイミングでお姉ちゃんは、思い切ったように口火を切りました。

