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私んちは淫乱家族
第18章 お姉ちゃんと翔太くん
おばさまは、キッチンからテーブル席に移動すると、淹れたてのコーヒーをコップに注いでくれました。ミルクの代わりだと言って、マムシドリンクをドバドバと注いでくれました。
「うふふ、麗子ちゃん、気になるんだったら、自分で確かめてごらんなさいよ」
おばさまは妖しげな瞳で、お姉ちゃんの目を見つめてそそのかします。
「えっ、確かめるって? 翔太くんと?」
「そうよ。だって、気になるんでしょう? 童貞だった翔太くんが、どんな男になったか……」
「ううーん、だってさあ、いま終わったばかりなんでしょう? しかも、2回もヤッちゃって」
「あら、私はもうクタクタだけど、翔太くんは高校生なんだから、何回だって平気だわよ」
「そっかなあ……、だって、童貞だったんでしょう?」
お姉ちゃんは、童貞を見下したかのように、こだわってみせます。
おばさまは、コーヒーを飲みながら、翔太くんのヤル気を煽ります。
「ねえ翔太くん、せっかく麗子ちゃんが来てくれたんだから、さっそく勝負してごらんなさいよ」
「あ、う、うん」
翔太くんは、マムシドリンク入りコーヒーを飲みながら、曖昧な素振りでうなずきます。