この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私んちは淫乱家族
第19章 メグと誠くん

誠くんが前に出てくると、私はズリズリと下がります。
誠くんが右へずれれば、私は左へ。
左にずれれば右へ逃げる。

とことんまで誠くんを、焦らしてあげるのですよ。
どうやら誠くんは、私を壁際に追い込もうとしているようです。

彼の表情はおっとりしていると思ったけど、動きは意外にも機敏です。
獲物を捕らえるという欲が覚醒したのか、飢えた獣になったみたいです。
私の股間を見つめる目つきが、ギラギラです。

私はスカートの裾を持ち上げて、しっかりパンティを見せつけてやる。
私のパンティは、リボン付きのマスカットグリーンです。

私が横に身体をすべらせたら、両腕を広げてさえぎってきます。

ついに私は、背中を壁に押しつけられて、誠くんの熱い息遣いが鼻孔をかすめます。
私は覚悟を決めて、ブラウスのボタンをはずして脱ぎ捨てました。


その時になって、ようやく私は気づいたのです。お姉ちゃんが、私も一緒に連れて来た理由を理解できたのですよ。

お姉ちゃんが翔太くんと二人で楽しむためには、弟の誠くんへの生け贄として、どうしても私が必要だったということでしょう。
私は誠くんの餌食にされるために、のこのこと訪問してきたことになる。ということは、そのことを誠くんは知っていたのかな……?

きっと知っていたんだね。私ひとりが何も知らされずに、餌食にされるってことを知っていたんだね。

だったらいいですよ。だけど私はね、簡単には餌食になりませんから……。


/273ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ