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私んちは淫乱家族
第3章 お母さんとお兄ちゃん

お母さんは買い物袋を持ってキッチンへと向かい、お兄ちゃんは居間でたたずみ呆然と眺めているだけです。

二人に気付いたお父さんが、呆気に取られて立ち尽くしているお兄ちゃんに、腰の動きを休めて声をかけたのです。

「おお、帰って来たか。おい健二、よく見ておきなさい。秘技、渦巻きハリケーンの必殺技を」

そう前置きをすると、お父さんは、挿入したまま敬子ちゃんの腰を少し浮かして、猛烈多彩なピストン攻撃を始めたのです。

お父さんの腰は前後左右に脈動し、お尻の筋肉がプルプルと震えます。
バコバコバコと連打の音が、天井にこだまして響き渡ります。

敬子ちゃんの口は大きく開かれ、顔はムンクの叫びのように歪んでいます。

ああああーーーーという、悲鳴とも、喘ぎとも分からない敬子ちゃんの叫び声で、合体した一対の動きはピタリと止まり、部屋は突然の静寂に包まれたのです。

「見たか、健二。お父さんが開発した女殺しの必殺技、渦巻きハリケーンの威力を。いずれお前にも、伝授してやらねばなるまい」


やがて、失神から目覚めた敬子ちゃんは、お兄ちゃんとヤルことなんかすっかり忘れて、というよりも、気力も体力も完全に使い尽くし、黙って下着を身に着けて、衣服を整えて帰って行きました。


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