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私んちは淫乱家族
第5章 桃ちゃん

私は大きくうなずいて、桃ちゃんに励ましの言葉をかけました。
「桃ちゃん、レズごっこなんか、どうでもいいよ。夜桜先生との特別講義、しっかり頑張ってね」
「うん、頑張るよ。あとでメグちゃんに、きっちり報告するね」
「うん、聞きたい。写真も撮れるかな?」
「それは無理だよ」
「ああ、そうだよね。そんな余裕なんか、ないよね」
「うふふふふ、ふふふ」
桃ちゃんは、唇を歪めて不敵に笑うと、スイートピーピンクの紐パンティと合鍵を鞄にしまいました。
私はちょっと、羨ましかった。
放課後、私は桃ちゃんと一緒に校門を出ました。
私は左へ、そして桃ちゃんは、夜桜先生のアパートがある学校の裏手へと向かいました。
先生のアパートは学校のすぐ裏手だから、歩いても5分とかかりません。
もう桃ちゃんは、スイートピーピンクの紐パンティに穿き替えているのだろうか?
それとも、先生のアパートで穿き替えるのかなあ?
そんなことを考えながら、桃ちゃんの背中を見送りました。
空を見上げると、スズメバチがカメムシを追い回し、シオカラトンボが交尾をしながら飛んでいました。
なんだか私、夜桜先生と桃ちゃんの特別講義、想像したら濡れてきちゃった。

