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私んちは淫乱家族
第7章 先生の特別講義

私の突っ込みが的を射たのか、慌てておじいちゃんは首を振ります。
「いやいや、桃ちゃんはまだ小学生じゃぞ。担任の先生だからこそ、性教育の一環という屁理屈がまかり通るというもんじゃ」
おじいちゃんは桃ちゃんとヤリたいくせに、先生のことを屁理屈とか言ってごまかすもんだから、私はムキになって言い返します。
「私だって小学生だよ。じゃあ、桃ちゃんに聞いてあげようか? おじいちゃんがヤリたがってるけど、どうするって」
「待て待て、そんな事よりメグちゃんは、夜桜先生から特別講義に誘われることはないのかい?」
「あるよ」
「ほう、あるのか。何回くらい誘われたんだい?」
「5回くらいかな」
「なんと、5回もか。メグちゃんも好きじゃのう。メグの方から誘ったんじゃないのかい?」
「違うよ! だって、先生の大切な講義なんだから」
おじいちゃんが夜桜先生をワイセツ教師みたいに言うから、私は特別講義について詳しく話してあげました。
「特別講義の日にはね、先生の真摯な目つきで分かるんだよ。授業が終わりそうになるとね、熱血の眼差しで私をじっと見詰めるんだよ。これが合図だよって言わんばかりにさ。あとでね、放課後になったら補習をするから先生のアパートに来なさいって。そっと合鍵を渡されるんだよ」
「ほう、実に巧妙に仕組まれた、見事なセクハラではないか」

