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渇いた心に水を注ぐ
第12章 ようやく、初めての夜〜真由子
「どうしたの?それ…」


「あの…。
母がさっき、
持たせてくれたんです。
おかしいですか?」


「いや。
凄く綺麗で可愛いよ!」

と言って、
圭人さんはベッドから起き上がって私の処にきて、
抱き締めて跪いて手の甲にキスを落とした。

そして、
「お姫様みたいだよ」と立ち上がって額にキスをすると、
抱き上げてベッドに運んでくれる。


ジュリエットみたいなハイウエストの純白のナイトドレスは、
いつか私が再婚する時に持たせてあげようと、
母が用意してくれてたようで、
実家に行った時にそっと持たせてくれた。



横になった私の上に、
そっと身体を乗せるようにすると、
瞳を覗き込むようにして、
「真由子ちゃん、
心から愛してる」と言うと、
唇にキスをする。

「私も…。
圭人さん、愛してます」と言いながら、
腕を圭人さんの身体に巻き付けて、
キスを返した。


少しずつ唇が開くと、
私の舌を探すように圭人さんの舌が差し入れられる。

優しく絡めてきたと思うと、
少し強く舌を吸われて、
更に舌が絡まり合う。


髪を撫でられて、
耳朶にも触れられる。


圭人さんの唇が、
耳の方に移動して、
耳朶を舐められてから舌を入れられると、
背中がゾクゾクしてしまう。


「真由子ちゃん、
すごく可愛いよ。
大切にしたいから…
怖かったら、無理しないでね?」と言いながら、
ずっと優しく髪や背中を撫でててくれる。


首筋を舐められて鎖骨にも舌を這わせると、
そっと大きな手で胸に触れる。


「すごく柔らかくて…
触ってるだけで気持ち良いな。
痛くない?」

私は首を横に振る。


圭人さんはボタンを外して胸元のリボンも外すと、
直接胸にそっと触れる。

やわやわと感触を楽しむように揉んでいると思っていたら、
指先で先端を擦るようにする。

そして、そっと片方の先端を口に含んで、
そっと吸ってから舌を転がした。


「あっ…んっ…」

私は甘えたような声を上げてしまう。


「綺麗なおっぱい。
先端がなかなか勃たないね?
小さくて淡いピンクで、可愛い」と言いながら、
舌でレロレロしたり、
チュパチュパと舐めたりする。

もう片方の胸も大きな手で揉んだり、
先端を摘んだりすると、
そちらを舐めたりする。
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