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痴漢 reversal
第1章 満員電車で
イってしまう寸前、根元をぎゅっと握られ射精が止められてしまう。
「こんなところでイっていいわけないでしょ? 続きがしたかったら私についてきなさい。次の駅で降りるわ。私はゆり様よ」
女は最後にそう囁いて身体を離した。
寸止めで苦しそうな一物を、私は慎重にズボンに戻しベルトを締める。
もう女の気配はしなかった。次の駅で降りる? そんな思いが浮かんだが、出勤しなければとも思った。
女は欲求不満なのか?
続きはもちろんしたい。でも、仕事が……。
堂々巡りになる考えがまとまる前に、次の駅についてしまった。
私は気づけばドアを飛び出していた。
辺りを見回すと、サラリーマンの間に見え隠れする女と目があった。私を妖艶な笑みで見つめるゆり様を見て、きっと後悔しないだろうと思う。
私の仕事など誰でもできる。しかし、いま目の前に立つゆり様を満足させられる男は私しかいないのだから。
「こんなところでイっていいわけないでしょ? 続きがしたかったら私についてきなさい。次の駅で降りるわ。私はゆり様よ」
女は最後にそう囁いて身体を離した。
寸止めで苦しそうな一物を、私は慎重にズボンに戻しベルトを締める。
もう女の気配はしなかった。次の駅で降りる? そんな思いが浮かんだが、出勤しなければとも思った。
女は欲求不満なのか?
続きはもちろんしたい。でも、仕事が……。
堂々巡りになる考えがまとまる前に、次の駅についてしまった。
私は気づけばドアを飛び出していた。
辺りを見回すと、サラリーマンの間に見え隠れする女と目があった。私を妖艶な笑みで見つめるゆり様を見て、きっと後悔しないだろうと思う。
私の仕事など誰でもできる。しかし、いま目の前に立つゆり様を満足させられる男は私しかいないのだから。