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痴漢 reversal
第2章 ラブホテルで
 ゆり様はそういうと立ち上がってこちらへと歩いてきて私の背後に回った。
 電車で当たっていた柔らかな膨らみが、また私の背に押し付けられる。
「こうやって背中に張り付いて前を触っても、今まで私が選んだ男はみんな受け入れたのよ。電車の中だっていうのに、すぐ隣に人がいるっていうのに、これでもかって勃起させて、腰まで動かすの」
 そういわれながら、実際に私の一物に手が伸ばされていた。
 ベルトは容易く外され、パンツごとズボンが下ろされる。顔を出した一物はすでに大きくなっており、電車の中での快感を思い出しては早く続きをと催促するようにびくびく跳ねている。
「触って欲しそうにビクビクしているわね。触ってくださいっていいなさい」
「触ってください。ゆり様……」
 ふふふとゆり様は笑うと私の一物に触れた。
 ゆり様の指先が先端から根本までを絶妙なタッチで往復し、私の物はびくびくと震えてしまう。
 私はゆり様から与えられる快感に酔いしれていた。先からは我慢汁が溢れ出し、ゆり様は棒を掴むと人差し指で先端の汁を塗り広げだした。
「こんなに漏らして、早くイキたいのかしら? 亀頭がこんなにヌルヌルになっちゃってる」
「はぁん……、あっ、あぁ……」
 我慢しようとしても情けない声が出てしまう。
 ゆり様の手が肉棒に絡み付いて、今までに感じたことのない快感を与えてくる。
「そうだ、目隠しをして致しましょうか」
 そうゆり様はいった。私の肉棒から手を離して、前にまわり顔を見つめてくる。いいことを思いついたとばかりに目を輝かせている姿は子どものようだった。
「さぁ、こっちに。ズボンも履き直してね」
 優しく手を引くゆり様に抗うことなく、私はベッドの横に立たされた。いきなりおあずけをされ少し萎えてしまった一物を下着の中にしまい、ズボンのチャックを上げベルトを締める。
 ゆり様は自分の鞄の中を探り何やら取り出した。
「何故そんなものをお持ちで?」
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