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痴漢 reversal
第2章 ラブホテルで
 布の感触がなくなり、それよりもすべすべとしたものに触れた。それがなにか確かめたくなり、思わず手を前にやるとたくし上げられたスカートが肉棒の根元に引っかかっていた。棒はスカートの中に隠れ、少し探れば素肌に触れる。それは間違いなく生尻だった。
 目隠しをしている間に脱いだのか、元々はいていないのかどっちでもよかった。
 ゆり様のお尻に直接触れている。それだけで、腰を小刻みに動かしてしまうには充分だったし、しかも、その小刻みに動く肉棒にゆり様がお尻をぐいぐい押しつけて下さっている。
 これが電車内で……。そう想像すれば、このままゆり様のお尻に白いドロドロを引っ掛けることになりそうで、慌てて想像にブレーキをかける。
 なんとか射精を堪えつつ、興味はゆり様の花園に向かう。
 ゆり様の花弁は薄いのか、厚いのか。どのような香りがし、どんな甘い蜜を滴らせているのか。
 想像が膨らみ更に肉棒が太く熱くうずく。
「あぁ、もうだめ。私のアソコを舐めて……」
 先にねを上げたのはゆり様だった。
 私たちはもう、電車の中でのプレイを想像している余裕がなくなっている。
 ゆり様が離れ、ベッドに寝転んだのが気配でわかる。
 アイマスクを外そうと手を伸ばすと、だめと声がかかった。
 見たい欲求をなんとか抑えて手を下ろす。
「そのまま膝をついて。そう、ゆっくり前へ」
 膝立ちで進めばすぐにベッドの縁にたどり着いた。ベッドの上を手で探ればゆり様の肌に触れる。
 その肌の弾力を楽しみながら、どこに触れているのか想像し、私に向けてゆり様がM字開脚をしているのだと悟る。
「あっ……はぁ、はやくぅ……」
 その切なげな声から高ぶっているのがわかり、下半身が反応する。
 ゆり様の足のつけ根を手で擦りながら、この真ん中に顔を埋めさえすれば、ゆり様を味わえるのかと思うと気分が否応なしに高まった。
 唾をごくりと飲み込んで、私はゆっくりと顔を下ろした。
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