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痴漢 reversal
第2章 ラブホテルで
 鼻先を恥毛がくすぐり、深く吸い込めば女陰特有の香りが全身を痺れさせながら駆け巡った。
 恐る恐る舌を伸ばせば毛を舐めとった。
 更に顔を下ろし、手探りでゆり様の割れ目を開いてみる。
 濃くなった香りが本能と下半身にダイレクトに響き、伸ばした舌が蜜壺を捉えた。そこからはすでに大量の蜜が溢れ出している。
 久々に味わった女の味に、こんなに上手かったものかと舌が驚いていた。
 いや、ゆり様だから、ゆり様の花の蜜だからこんなにも甘く、私を耽美な気分にさせるのだ。
 私は次々と溢れ出してくる蜜をこぼすまいと、夢中で啜り、舐めとった。味わっても味わっても飽きはしない。時には、その上の小さな蕾を舌で愛でることも忘れなかった。
 蜜を啜り、舐めている間、ゆり様は可憐に鳴いていた。小さな蕾を愛でれば、高く美しい声を上げてくれた。
 遠慮がちに動いていた腰は押しつけるように激しく動き出し、今や私の頭をゆり様が手で押さえている。
「あぁっ……だめ、イキそうっ……入れて、早く……太いのが、欲しい」
 見られないのならせめて形がわかるほど隅々まで舌でなぞらせて欲しかった。しかし、そういわれては下の物も早く中に入りたいとうずいてしまう。
 私は立ち上がり、ベッドの端に膝をついた。
 一物を支えながら手探りでゆり様の穴の入り口にその先端を当てた。
 ゆっくり中へ進んでいくと、ゆり様の膣壁が私の物に絡みついて締めつける。
「あぁ……あっ、あぁっ」
 ゆり様の声が部屋に響く。
 久しぶりに感じる女の中の快感に、私の意思と関係なく激しく腰が動いてしまう。
「あぁ、すごい……。もっと、もっと突いてっ!」
 ゆり様の腰を支えながらいわれるまでもなく、激しく腰を打ちつけていた。
「はぁっ、あぁん……ふぅん……」
 淫らな声を出し続けるゆり様がどうしても見たくなってしまった。
「ゆり様、見たいです。感じていられるお姿を」
 快感に耐えながらいえば、震えるゆり様の声が返ってきた。
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