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時と運命の調律者
第32章 メリアリアside2
冷房を点けかった事と、もうじき彼氏が帰ってくるのに関わらずにその部屋の中で自慰行為に勤しんでしまった事である(ついでに言うと稽古着も使ったままでほったらかしにしてしまっていた、蒼太は鍛錬が終わるとちゃんと脱衣籠の中に入れておくのだ)。
この時、季節は7月の下旬、締め切った部屋の中でクーラーも点けずにオナニーに耽っていた彼女の身体は汗でしっとりと濡れており、口元から漏れる吐息にも少々熱が籠もっていた〔ちなみに何故、空調をONにしなかったのかと言うと一つ目が、蒼太とメリアリアは二人とも汗だくでのエッチが大好きで“する”場合はいつも冷房を切っていた為に、最初はすぐに済ませるつもりだったメリアリアもだから、敢えてわざわざ点けなかった、それに慣れてしまっていたからである(ちなみにメリアリアが汗だくでのエッチが大好きになってしまったのはもろに蒼太の影響と言うよりも、そう言う側面もあるにはあったがもっと正確に言ってしまえば二人ともそう言うエッチに慣れてしまっていたのだ)。二つ目が、もうすぐ帰ってくるであろう彼氏に部屋を勝手に使っている事が見付かるのは“流石に怒られるかも”と思ったからである〕。
当然、その匂いは部屋中に充満するモノのとてもの事、換気をする時間と猶予はこの時の彼女には与えられなかった。
「ただいま~!!」
「はあっ、はあっ。お、お帰りなさい・・・っ!!」
ようやく我が家へと帰還を果たした蒼太が二重の施錠を解除して勢いよく玄関のドアを開け放つと、メリアリアはフラフラとしながらも慌てて髪の毛と衣服を整え、帰ってきた恋人の事を律儀に玄関まで出迎えた、それだけではない、部屋に戻って片付けを済ませ、風呂から上がって来た彼を料理と心尽くしで明るく嫋たおやかに労うが、そんな彼女の気持が嬉しい蒼太は料理などそっちのけで、メリアリアをいきなり抱き始めた。
この時、季節は7月の下旬、締め切った部屋の中でクーラーも点けずにオナニーに耽っていた彼女の身体は汗でしっとりと濡れており、口元から漏れる吐息にも少々熱が籠もっていた〔ちなみに何故、空調をONにしなかったのかと言うと一つ目が、蒼太とメリアリアは二人とも汗だくでのエッチが大好きで“する”場合はいつも冷房を切っていた為に、最初はすぐに済ませるつもりだったメリアリアもだから、敢えてわざわざ点けなかった、それに慣れてしまっていたからである(ちなみにメリアリアが汗だくでのエッチが大好きになってしまったのはもろに蒼太の影響と言うよりも、そう言う側面もあるにはあったがもっと正確に言ってしまえば二人ともそう言うエッチに慣れてしまっていたのだ)。二つ目が、もうすぐ帰ってくるであろう彼氏に部屋を勝手に使っている事が見付かるのは“流石に怒られるかも”と思ったからである〕。
当然、その匂いは部屋中に充満するモノのとてもの事、換気をする時間と猶予はこの時の彼女には与えられなかった。
「ただいま~!!」
「はあっ、はあっ。お、お帰りなさい・・・っ!!」
ようやく我が家へと帰還を果たした蒼太が二重の施錠を解除して勢いよく玄関のドアを開け放つと、メリアリアはフラフラとしながらも慌てて髪の毛と衣服を整え、帰ってきた恋人の事を律儀に玄関まで出迎えた、それだけではない、部屋に戻って片付けを済ませ、風呂から上がって来た彼を料理と心尽くしで明るく嫋たおやかに労うが、そんな彼女の気持が嬉しい蒼太は料理などそっちのけで、メリアリアをいきなり抱き始めた。