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時と運命の調律者
第24章 絆と繋がり 前編
異国の少女の姿となったメリアリアを呼び寄せると、蒼太はそのまま膝の上に座らせて、両手で頬にソッと触れる。
その肌触りは、間違いなくかつて彼が恋人に感じていたままのモノだった、きめ細やかで柔らかく、スベスベとしている。
その匂いも、息遣いも何もかもがメリアリアのそれだったが、そんな彼の手の感触を、最初は瞳を閉じて感じていたメリアリアもまた、やがては恋人の顔へと手を伸ばし、優しくなぞるようにした。
頬や耳朶、顔の輪郭や首筋を撫でて彼に抱き着き、その匂いを、身体の感触を全身で確かめて行った。
「・・・・・」
(凄い、熱い。逞しい・・・!!)
メリアリアは改めて、彼氏の屈強さに驚かされるがそれ程までに今の蒼太は思い出の中の彼とは違っていた。
いや、もっと正確に言ってしまえば、あの時も充分、逞しくて格好良いとは思ってはいたものの、大人になった蒼太のそれは段違いに強くて熱く、うっかり触り続けていると火傷をしてしまいそうだ。
「蒼太・・・」
(それでも構わないから、もっと、もっとっ!!)
“確かめ合っていたい”、“温めて欲しい”とでも言うかのように、白くて小さなその肢体を彼氏の肉体に擦り付け続ける。
やがてー。
名残惜しそうに、それでも一度、抱擁を解くと互いの息が掛かるほどの近さで見つめ合い、そのままゆっくりと瞳を閉じて、その唇に唇を重ね合わせた。
「ん、んっ。はむ、あむっ。ちゅ、ちゅ、ちゅぷ、ちゅるっ。ちゅるちゅぷっ。ちゅぷちゅぷっ。ちゅるるる、じゅるるるるるる~っっっ!!!!!」
「ちゅ、ちゅ、ちゅぱっ。ちゅる、れろ、くちゅっ。ちゅるちゅぱっ。じゅるるる、じゅるるるるるる~っ!!!」
それは先程までのモノよりも、遥かに深くて激しいキスの応酬だった、まるで離れ離れになっていた長い年月を埋めようとするかのように、お互いがお互いにしゃぶり付いて離さない。
その肌触りは、間違いなくかつて彼が恋人に感じていたままのモノだった、きめ細やかで柔らかく、スベスベとしている。
その匂いも、息遣いも何もかもがメリアリアのそれだったが、そんな彼の手の感触を、最初は瞳を閉じて感じていたメリアリアもまた、やがては恋人の顔へと手を伸ばし、優しくなぞるようにした。
頬や耳朶、顔の輪郭や首筋を撫でて彼に抱き着き、その匂いを、身体の感触を全身で確かめて行った。
「・・・・・」
(凄い、熱い。逞しい・・・!!)
メリアリアは改めて、彼氏の屈強さに驚かされるがそれ程までに今の蒼太は思い出の中の彼とは違っていた。
いや、もっと正確に言ってしまえば、あの時も充分、逞しくて格好良いとは思ってはいたものの、大人になった蒼太のそれは段違いに強くて熱く、うっかり触り続けていると火傷をしてしまいそうだ。
「蒼太・・・」
(それでも構わないから、もっと、もっとっ!!)
“確かめ合っていたい”、“温めて欲しい”とでも言うかのように、白くて小さなその肢体を彼氏の肉体に擦り付け続ける。
やがてー。
名残惜しそうに、それでも一度、抱擁を解くと互いの息が掛かるほどの近さで見つめ合い、そのままゆっくりと瞳を閉じて、その唇に唇を重ね合わせた。
「ん、んっ。はむ、あむっ。ちゅ、ちゅ、ちゅぷ、ちゅるっ。ちゅるちゅぷっ。ちゅぷちゅぷっ。ちゅるるる、じゅるるるるるる~っっっ!!!!!」
「ちゅ、ちゅ、ちゅぱっ。ちゅる、れろ、くちゅっ。ちゅるちゅぱっ。じゅるるる、じゅるるるるるる~っ!!!」
それは先程までのモノよりも、遥かに深くて激しいキスの応酬だった、まるで離れ離れになっていた長い年月を埋めようとするかのように、お互いがお互いにしゃぶり付いて離さない。