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嵐の夜に痕をつけられて
第7章 もう我慢しない ★
――抱き潰してしまいたい――
自分の欲望を好きなだけぶつけ、目の前の女を哭かせたい。
「立川ごめん、もう優しく出来そうにない」
そう言うと相沢は恵の両足を持ち上げ、衝動のまま激しく律動する。
「ぅあっ……っ……!」
相沢の本能的な挿入に恵の声が飛ぶ。
息ができないほどに攻められて苦しいのに、身体の奥から突き上がってくる快楽は頭が焼き切れそうなくらい気持ちいい。
このまま何もかもどうなってもいい。
「あ……さん、す……き……」
目を閉じて、無意識にそう呟く恵の目尻は涙で濡れている。
恵の声に相沢の息が止まった。
思うがままに攻めていた自身を引き抜くと、それだけで恵の身体が震える。
「恵」
相沢がそう呼んで覆い被さり顔を近づける。
涙をひと舐めし、唇に舌を入れる。無抵抗の小さな舌を優しく撫でて絡める。
「恵」
「あ……あいざわさん……?」
「ごめん、ちょっといじめすぎた」
恵は目を開けるがまだ朦朧としている。
相沢は恵の腕を持って身体を引き起こすと、自分の胡座の上に跨るように座らせた。
「恵、こっち向いて」
「相沢さん……」
そのまま恵を労わるように口づけをする。
激しさのない、慰めるような慈しむような、穏やかな口だけだった。
唇に、顎に、首に、耳朶に。啄むように柔らかい愛撫を繰り返す。
そうしているうちに恵の方から口を開き、舌を覗かせ相沢を誘う。
自分の欲望を好きなだけぶつけ、目の前の女を哭かせたい。
「立川ごめん、もう優しく出来そうにない」
そう言うと相沢は恵の両足を持ち上げ、衝動のまま激しく律動する。
「ぅあっ……っ……!」
相沢の本能的な挿入に恵の声が飛ぶ。
息ができないほどに攻められて苦しいのに、身体の奥から突き上がってくる快楽は頭が焼き切れそうなくらい気持ちいい。
このまま何もかもどうなってもいい。
「あ……さん、す……き……」
目を閉じて、無意識にそう呟く恵の目尻は涙で濡れている。
恵の声に相沢の息が止まった。
思うがままに攻めていた自身を引き抜くと、それだけで恵の身体が震える。
「恵」
相沢がそう呼んで覆い被さり顔を近づける。
涙をひと舐めし、唇に舌を入れる。無抵抗の小さな舌を優しく撫でて絡める。
「恵」
「あ……あいざわさん……?」
「ごめん、ちょっといじめすぎた」
恵は目を開けるがまだ朦朧としている。
相沢は恵の腕を持って身体を引き起こすと、自分の胡座の上に跨るように座らせた。
「恵、こっち向いて」
「相沢さん……」
そのまま恵を労わるように口づけをする。
激しさのない、慰めるような慈しむような、穏やかな口だけだった。
唇に、顎に、首に、耳朶に。啄むように柔らかい愛撫を繰り返す。
そうしているうちに恵の方から口を開き、舌を覗かせ相沢を誘う。