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私でよろしいのですか
第1章 私でよろしいのですか
肩からするりと服が落ちると、蒸気して色づいた肌と小ぶりな双丘が現れる。
熱を帯び始めた素肌に触れる冷たい空気が気持ちいい。

滑らかな肌を掌でなぞり、すでにツンと立った乳豆を親指で潰すとハンナの身体が震えた。


「あぁっ!」


思わず吸われていた唇を離すと、透明な糸で繋がったクラウスと目が合う。
ハンナの潤んだ瞳には、情欲に満ちた男の姿が映っていた。

クラウスはやわやわと乳房を揉みしだくと、片方のしこりを口に含む。
もう片方は指先で擦り、転がして弄んだ。


「ああ!んっ……だ、んな、さま……あっ!」


じゅるじゅると唾液を塗り込み、舌先で潰して吸う。
甘噛みするとハンナの声がヒュッと途切れた。


「ひぁっ……!」


小さく腰が震えている。
もっと欲しいとばかりに身体が快感を求めて、クラウスの面前に胸を突き出す。
クラウスは細い腰を掴んで押さえると、なおも執拗にハンナの胸に顔を埋め、ジュルジュルと音を立てた。


「んんっ、……だ、め……!」

「嘘はいけないな」


そう言ってクラウスは片手で乳房の形を変えながら、空いた手を自身の上に跨るハンナの腿に滑らせた。
張りのある腿の付け根に指を添わせただけで、ハンナの身体が震える。

下生えに触れようとずらした下着はすでにしっとりと濡れていた。
濡れそぼる秘部は指でなぞっただけで糸を引く。


「だん、な、さま……
 もう、もう、おねがい、します……」


ハンナの口からは懇願の声が漏れる。


「我慢しなさい」


胸のつぼみを味わっていたクラウスは、顔を上げて諌めるように言うと、再びハンナの顔を引き寄せ唇を塞いだ。
秘部に入れた手が、そこで立ち上がる小さな肉芽を摘んで弾く。


「んんっ! んーー!」


ハンナの嬌声はクラウスの唇に止められ、代わりに下の口からは涎のように欲の汁が垂れる。
クラウスは指で掬うと、肉芽に丹念に塗り込んだ。
軽く触れるたびに震える腰は、徐々にクラウスの指に乞うように揺れ出した。

クラウスが拙く絡む舌を堪能しながら薄っすらと目を開けると、瞼を閉じて目尻に涙を浮かべながら必死にクラウスを追いかけるハンナがいた。


「はっ……あ……ん……」
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