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心より先に体を繋ぐ
第1章 酒に酔わせて
 気がつけば、片づけた缶が五本並んでいる。健斗もそろそろ限界だろう。
「飲み過ぎたー。クラクラする……」
 そういう健斗に水を飲ます。
「大丈夫? ちょっとベッドで休む?」
 健斗が頷くから肩を貸してベッドに連れて行った。こんなに酔っていなければ帰るといっていただろう。
 ベッドに健斗を寝かすとワイシャツのボタンを一つずつ外していった。
 ワイシャツの下から覗く素肌に指を這わすと、うん……と息を漏らす健斗。
 その声があまりにも色っぽくて、私は我慢できずに健斗の上に馬乗りになった。
 脇腹を擦り、首筋を撫でた。お酒で火照った健斗の身体は私の指先にびくびくと反応し、喘ぎ声を漏らす。
「ゆり……、やめろよ……」
 その小さな声は嫌がっているように聞こえなかった。健斗の耳に口を寄せる。
「身体はもっとして欲しそうだよ。ここ大きくなってる……」
 腰を上げてズボンの中で窮屈そうにしているペニスを手で擦ると、あぁ……と健斗が喘ぐ。
 私はそのまま耳に舌を這わした。以前セックスについて話した時に聞いた弱い部分だ。
 耳の周辺を舐めたり、耳たぶを吸ったりしながら、片手で乳首を転がす。
 私は今まで得た性知識をフル活用して、健斗を身体で落とすと決めたのだ。心は後で繋げばいい。時間のない私に唯一打てる手だった。
 身体の相性がいい、いや、自分のことを気持ちよくしてくれる相手を男は拒否できないと私は思っている。女もそうだといっていい、
 舌が耳から下へと下がっていく。首筋はしょっぱかった。少し筋肉質な胸を舌と指先で味わい、感じる。
 乳首を舐めると身体が強張り、吸いついたり舌先で転がすと喘ぎ声が大きくなった。乳首に吸いつきながらベルトを外し、ズボンを脱がせにかかる。
「やめろって……」
 そんなことをいいつつも、ズボンを引き抜こうとした時わずかに腰が上がったように見えたのは私の思い込みだというのだろうか。
 服を脱がし終わると、自分の服をさっさと脱いで健斗の足の間に陣取った。
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